
近年科学技術の進歩により人間の脳と
クラウドと言うインターネット上で
データ保存や処理する物を直接つなぐ
研究がされています
これが実現すれば人の意識は体を離れ
デジタルデータで存在する事が出来て
この考え方は昔からSF作品に登場し
不老不死の方法として描かれました
しかし現在の科学研究ではこの発想が
空想でなく技術的に可能かどうかが
真剣に議論されて脳とクラウドを繋ぐ
意識のデジタル化が検討されてます
有力な技術の一つとしてナノロボット
と言う凄く小さな機械を使って脳と
クラウドの接続が2019年に提案され
研究が進められる事になりました
方法はニューラルナノロボットという
超小型ロボットを血液中に流し込み
脳に到達させ脳神経細胞に直接繋げて
コンピューターと通信させる方法です
この技術が発展させて可能になる事は
記憶をバックアップして自分の記憶を
デジタル化し失われない様にさせられ
嫌な事も良い事も思い出せます
更に知識を外部からダウンロードして
言語や技能を脳に直接インストールし
何も努力せずに出来るようになれたり
通信でテレパシー会話もできます
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
この技術が進めば人の脳はスマホの様に
クラウドと繋がり瞬時に膨大な情報を
やり取りできこれを実現させる為最近は
人の脳細胞を使った研究がされてます
2023年ジョンズホプキンス大学は人間の
脳細胞を使ったコンピューターの開発に
成功しこの技術ではオルガノイドという
人工的に育てた脳の細胞を使いました
その結果従来のコンピューターよりも
高性能なデータ処理を行う事に成功して
これなら脳をデータで保存するのでなく
脳本体をコンピューターに出来ます
もしこの技術が進めば将来的に人工的な
脳が作られ人の思考を再現する事ができ
さらに先の技術の意識をクラウドに移す
事も可能かもしれません
しかし現在の神経科学では意識が脳の
ニューロンと言う情報を伝える細胞で
電気信号をやり取りして情報を伝える
位の事しか解ってません
現在脳の情報をそっくりデータ化して
それは本当の自分かただのコピーか
この答えを出す為脳をPC上で再現させ
実験が行われてます
でもこれはあくまで脳のまねで本物の
意識がクラウドに移るわけではなく
これが解決しない限り人間の意識が
デジタルで生き続ける事は難しいです