



4歳の時幼稚園入園1月後に突然母親から
幼稚園でお泊り会があると言われて一体
何の事か解らなかったから尋ねると夜に
幼稚園で寝て朝まで過ごすと言われた
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
なので俺は母親と一緒に幼稚園で過ごす
ただそれだけの事だと感じたけど母親に
「ママ無しで幼稚園で寝るの」と言われ
猛烈な不安に襲われてしまった
そうなると俺は母親と一緒に寝られない
現実で大泣きし始めてしまいもう絶対に
幼稚園に行きたくなくなってお泊り会が
恐怖に感じその日殺される様な気がする
しかし決定事項は変らずにとうとう俺は
お泊り会の日を迎えてしまい朝から俺は
恐怖感が増大してきて幼稚園に行く午後
4時には怖くて気が狂い大泣きし始めた
でも母親に強制的に抱っこされ自転車に
乗せられ幼稚園に向かい建物が見えると
女子に意気地なしと思われるのがとても
恥ずかしく恐怖を我慢し突然泣きやんだ
そして幼稚園に到着すると校門で先生に
出迎えられ母親とお別れさせられて俺は
1人で自分の組のれんげ組に行くと数名
既に組にいて皆どんよりしてる
俺は母親と寝れない恐怖で半べそになり
周りを見ると友達の目黒智英君をみつけ
走って行きあだ名の「ともちゃん!」と
声をかけて恐怖を紛らわした
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
俺はともちゃんの所で「今日のお泊り会
怖くない?」と尋ねると「怖くないよ」
と答え次はともちゃんが俺に「お泊り会
怖くない?」と尋ねてきた
(´∀`*)ウフフ
当然俺もバカにされない様に恐怖を抑え
「全然怖くないもん」とやせ我慢で答え
他の子に聞かれても俺がいかに強い子か
示す為全員に「怖くないもん」と言った
俺は寂しさを隠す為おとなしそうな子に
声を掛け全然寂しくないと自分から伝え
いかに強い子か虚勢を張り半べそ状態で
必死に強い子を演じてた
その後組の子が全員集まったから先生が
登場しお泊り会開始の宣言され夕食まで
遊んで良いと言われ泣き顔みられるのが
嫌だから外で遊ぶ事にする
外に行くといつもなら家にいる時間だが
家に帰らなくて良く遊び続けられる事に
背徳感が感じられ凄く嬉しくなり夕方の
涼しい風がとても気持ち良く感じた
そして日が暮れるまで遊ぶと園内放送で
夕食の時間だから組に戻るように言われ
我々は生まれて初めて親がいない夕食を
経験する事になる
この時はもう親がいない恐怖感が消えて
目の前にあるお弁当開けるのが楽しみで
お弁当の歌を歌って食べ始めると母親の
料理より遥かに美味しく感じられた!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
外を見ると真っ暗で部屋の電気が付く中
食事をしてたら徐々に寂しくなってまた
俺は泣きそうになったが必死に我慢して
意気地なしがバレないですんだ
ε-(ノд`; )フゥ…
食後少し遊ぶ時間がありこの時寂しくて
泣きそうなので暗い外に出てブランコに
乗り体を動かし気持ちを紛らわせてたら
体が軽くなる感じがしフワフワしてきた
なのでブランコから降りて校庭を走ると
体のフワフワ感で飛ぶ様に走れて試しに
ジャンプすると凄く高く飛んでる気がし
一寸先が見えない闇の中の幻覚にかかる
でもそんなの知る由もなく自分が夜だと
俺はスーパーマンになれると思い込んで
疲れるまでしばらく走ったり飛んだりし
生まれて初めて夜遊びの良さを知った!
その後疲れたから組に戻り室内で遊んで
しばらくすると寝る時間が近づき先生が
全員分の布団を敷き皆パジャマに着替え
室内の電気が消され強制的に寝かされた
俺がまだ眠る前女子の1人が泣きだして
それに釣られ数人の女子も無きはじめて
1人また1人と先生が寝てる所に行き皆
一緒に寝て慰めてもらってる
俺も行きたかったが遊びの疲れが酷くて
スグに寝て翌朝目が覚めると見た事ない
風景に驚きしばらく呆然としたがここが
幼稚園の教室と気づき正気を取り戻せた
( ´ー`)フゥー...











