どーも、Mr-Kです。
本日は、仮想通貨でもよく取り上げられるマネーについて、私が勉強したので取り上げて行きたいと思います。
マネーの機能
マネーの機能としては、
・価値尺度
・価値保蔵
・交換
の3つが挙げられます。
マネーの本質は、素材によって価値が保証されている訳ではありません。
マネーの根幹は「信用」によって成立するという点です。
を可能としています。
マネーに求められる「信用」と暗号資産
日銀の副総裁 雨宮正佳氏によると
「発行者を持たず、ソブリン通貨単位を用いない暗号資産(仮想通貨)が、信用と使い勝手を備えたソブリン通貨を凌駕する形で、支払い決済に広く使われていく可能性は低いように思います。」
と言われています。
Fiatにせよ、仮想通貨にせよ。今後とも「信用」が価値の基盤であることに変わりはないと思われます。
私が思うに、この発言は
という意味だと考えています。
海外では、自国通貨が信用できない国(ハイパーインフレ等)や
紙幣の印刷技術が発展しておらず、偽札がたくさん出回っている国もあります。
そのような国では、すでに自国通貨に対する信用は失っています。
このような場合では、仮想通貨が受け入れられ得ると考えています。
もし、日本でFiatを凌駕して、仮想通貨が使用されるには、既に確立されている中央銀行の信用と競い合う必要があります。
そのため、日本では完全に仮想通貨のみでの決済が流通するとは現状考えられません。
もちろん、これに関しては、他国との関係もあるため、一概には言い切れません。
他国で決済手段として、仮想通貨が受け入れられていくのであれば、それと並行して日本でも同様に
として採用されると考えています。
キャッシュレス社会に向けて...
今後、日本では前回記事でも述べたように、キャッシュレス化へ向かっています。
しかし、これも紙幣が完全に淘汰されることも難しいと思います。
日本は高齢化社会であり、高齢者は現金主義が多いことも一因と言えます。
それだけではなく、日本は震災が頻回な国であり、先日の北海道地震では広範囲で停電が起こっていました。
そして、電力の復旧にも時間を要しました。
もし、完全にキャッシュレス化されていたらどうなるでしょう?
その時には、何も物が買えず、飢えに苦しんだと思います。
また、真冬だった場合は、北海道だと死活問題となります。
キャッシュレス社会になることは、一見かなり利便性が上がることのように思えるかもしれませんが、
その裏では弊害もあります。
だからこそ、日本では紙幣も一部共存していく可能性もあると思います。
今回、書いたことは勉強したことの一部ですが、自分の知識整理も踏まえて、記事にさせて頂きました。
引き続き、「マネー」について連載して行きますので御一読して頂けると幸いです。
今日はここまで...
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