知っているようでよく判らない、夭折したエジプト第18王朝の少年王トゥトアンクアメン(アメン神の生きる似姿)=ツタンカーメンの総力特集。
包帯を解いて足許から徐々に露わになる王のミイラの、1925年当時の様子を詳細な注釈付きで載せている記事が興味深かった。
また首都カイロの東45キロの砂漠に建設中という、26回目の遷都となる新首都の情報も。
他に「南ライン諸島よみがえるサンゴ礁」と「火山の島に生きる」。
マリンブルーに棲息する多様な海の生物たちと、ラ・パルマ島の街中を容赦なく流れる死の溶岩の凄まじさの対比。