「心臓を捧げよ」
まさかの兵長の台詞である。
命じられた相手もまさかのハンジさん。
初登場時からエキセントリックなキャラクターで読者をざわつかせ、その後もムードメーカー的役割を一身に担ってきた彼女だが、時間稼ぎの役を買って出て、そのまま逝ってしまわれた。
兵長との息ピッタリな夫婦漫才(?)もこれにて見納め。
頼みの綱の飛行艇はどうにか飛び立ったものの、エレンとの直接交渉はやはり決裂。
残された道は直接対決あるのみか。
鎧の巨人と獣の巨人ががっぷり四つ、最終決戦の始まりを予感させつつ最終34巻へ。