昨日、仮想通貨の情報メディアOWLCOINでユーザーによる記事編集機能をリリースしたのですが、全体の構想を踏まえて、なぜこの機能をリリースしたのか解説します。
ブロックチェーンの真髄は、全ての情報、行動に価値が付与できることだと思っています。
OWLCOINというサービスを始めた当初、仮想通貨の記事を書いてくれたユーザーに対して、ユーザーの反応(いいね等)に応じてコインで報酬を支払おうと考えていました。
しかし、そもそも記事執筆だけでなく、”いいね”をする、会員登録をする、シェアする、そしてサイトを見る等、これら全ての行動に価値があるのではないか?という考えに至りました。
なので、OWLCOIN内でユーザーが行う全てのアクションに対して、OWLトークン(弊社が発行するトークン)という対価を付与することに決めました。OWLCOINでは、基本的に何をしてもユーザーに報酬が発生する仕組みを導入します。
報酬が発生するユーザーアクションの例・コンテンツ投稿・会員登録・ログイン・いいね、シェア・ページ閲覧・コメント
何のアクションに対して、どの程度の報酬が発生するかという詳細な条件については、追って公開予定ですので、しばしお待ち下さい。
付与されるOWLトークンは、上場しているわけではないので、外部の取引所等で取引することはできません。
ではどうやって報酬が支払われるのか?という点ですが、これはOWLトークンの保有量に応じて、サイト収益の一部をユーザーへ分配するという形で支払います。
報酬を受け取る流れ・OWLCOINサイト内で何らかのアクションをする・アクションに応じてOWLトークンが付与される・OWLトークンの保有比率に応じて、サイト収益の一部が支払われる (OWLトークンの保有シェアが10%なら、ユーザーへの報酬全体の10%が支払われます)※報酬支払いのタイミングは、月1など一定の期間を想定しています
PVに応じて報酬が支払われるNaverまとめに近いのですが、Naverまとめとの大きな違いは、投稿したコンテンツが仮に0PVでも報酬が発生する点です。さらに言うと、コンテンツを投稿しなくてもサイトの閲覧しているだけで報酬が発生します。
繰り返しますが、ユーザーの全てのアクションに価値があると考えているので、全てのアクションに対して対価が発生します。
ここでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、OWLトークンはユーザーがアクションをするごとに増えていくインフレトークンです。そのため、減ることはない(現状OWLトークン自体を利用するシーンは想定していません)のですが、サイトでアクションしていないと全体のシェアは減少していき、受け取れる報酬も減っていきます。
報酬は、ILPを利用することでユーザーが指定した通貨(JPY, BTC, ETH, etc.)で受け取ることが可能。今後Upholdで実装予定です。
ユーザーへの報酬の原資となるサイト収益ですが、これはサイト内の広告とユーザーからサイトへの投げ銭となります。透明性を高めるため、Adsenseの売上状況等、売上の情報は全て公開予定です。
投げ銭については、CoilやBraveのようなマイクロペイメントの仕組みを活用することも検討中ですので、こちらも追ってアナウンスさせて頂きます。
上記のOWLトークン付与、報酬の支払いシステムはまだリリース前なのですが、まずはコンテンツがないと始まらない、ということでユーザーが仮想通貨の情報を投稿・編集できる機能を先行してリリースした、というのが今回の経緯となります。(長くてすみません。。)
ポイント付与システムがリリースされたタイミングで、それまでコンテンツを投稿・編集していただいたユーザーには遡及してOWLトークンを付与予定ですので、ご安心ください。
というわけで、まずは一行でもいいので、お気に入りの仮想通貨のコンテンツ投稿をお願いいたします!
https://www.owl-coin.com/login