みなさんこんにちは、PoW! WoW! WoW! (https://mobile.twitter.com/powowowbtc) です。
ユニセフ・オーストラリア (unicef AUSTRALIA)が、暗号通貨のマイニングを通して寄付を募るブラウザ・マイニング・プロジェクト「The Hopepage」を開始しました。
"We turn a little computer power into hope for every child.
(我々は少しのコンピュータの力をすべての子供のための希望に変えます)"
ユーザーのコンピューティング・リソースの一部でマイニングを行い、報酬をユニセフに寄付するプロジェクトですね。
仕組みはこうです。
1. ホームページを開いているとき、WebブラウザはコンピューターのCPUを使用して暗号通貨のマイニングのハッシュアルゴリズムの計算を行います。
2. ページを開いている間は自動的にマイニングが行われハッシュが増加していきます。
3. 採掘報酬は自動的にユニセフ・オーストラリアに寄付され、安全な水、治療用食品などの救命用品を通じて子供に届く実際の資金に変わります。
1. The Hopepage (https://www.thehopepage.org) にアクセスし[START DONATING]をタップ
2. バーを動かしてCPUの計算力を調整(デフォルトは60%、最大80%)
3. [CONFIRM]をクリック
4. マイニングが開始され、画面右上にハッシュレート [HASHES/SEC]と採掘量 [TOTAL HASHES]が表示されます
Windows 10とiOSのChromeブラウザで試してみましたが、両方ともマイニングに成功しました。デバイスやOSを問わず機能するようです。
GPUを複数枚搭載したマイニング・リグでも試してみましたが、GPUではマイニングは行わないようです。
ハッシュレート(採掘速度)は10 H/s前後なので、おそらくモネロ(Monero)で使用されているハッシュアルゴリズム「CryptoNightV7」ではないかと思います。モネロのネットワークハッシュレートも上昇しているので間違えないのではないでしょうか
ブラウザを使ったマイニングといえば「クリプトジャッキング」などのハッキング行為が問題になっていますが、ブラウザを開くだけで簡単に寄付ができる「The Hopepage」。ALISユーザーの皆様もこの「寄付の再発明」を試してみてはいかがでしょうか。