『スーパーマリオ3Dコレクション』が発売されてもう1か月ぐらい経ちますか。私は発売後少し経ってから主に「スーパーマリオサンシャイン」がお目当てで購入しました。
これらのゲームの流れは3作とも一貫していて、はじめにオープニングを見て、それから物語のメイン舞台に着いて、そこをハブ空港みたいにして色んな世界へワープし、現地でスターやシャインを集めるというものです。
適当にポチポチ遊びましたが、マリオって動かしてるだけでなんか面白いんですよね。移動スティックとジャンプボタンの2つを組み合わせだけで、マリオは5種類ぐらいのジャンプができるんですけど。
その操作の単純性とインタラクティブ体験の容易さがマリオの真髄なんだなとひしひし感じました。
ただ流石にマリオオデッセイを超す事はありませんでしたね。三作とも。懐古な目線が無ければそんなもんです。
何故そうかというと、64→サンシャイン→ギャラクシー→オデッセイとなるにつれて、ただでさえ良い操作性が、カメラ操作等も含めて、ちゃんと磨きがかかっています。
ゲーム内でプレイヤーに求めている遊び自体は「スターを見つけて回収」という事で64からswitchまで変わってません。
変な表現をすると、開発者が想定する面白さを100点とした時に、
遊ぶ側の人間が「操作性の悪さ」「同じ失敗で敵にやられた」等のちょっとしたストレスを感じて3点ほど減点されると、それらが積み重なって最終的に40点ぐらいの面白さになるゲームもあると思うんですけど、
この「3点ほどの減点」がシリーズを超すごとにどんどん少なくなって、そんで最終的な面白さの点数が高くなってる、って感じです。
具体的な例を挙げてみると、64からギャラクシーまではマリオに残機という概念があって、これが0の時にミスすると当然ゲームオーバーです。戻し作業が生じてストレスです。
オデッセイだと残機という概念すら無く、ミスの代償はたったの-10コインです。すなわちゲームオーバーもありません。
私の個人的な意見ですが、ゲームにおいて戻し作業はなるべく削いでもらった方が嬉しいです。勿論そうしない方が良いゲームもあるんだとは思いますが。
ゲームは好きですが、ゲームに無駄な時間を費やしたくはないです。戻し作業中でも隠しアイテムのような新たな発見をさせてくれるゲームなら歓迎です。
結論ですが、どれも楽しめました。楽しめた上で、オデッセイすげーんだな、って思いました。特にサンシャインのヒミツコースが面白かったです。