パソコンを買い時の最新事情と注意点

Windows10サポート終了が迫る中、新品から中古へシフトするユーザーが一定数、存在します。しかし、中古市場を利用した買い物で多くの失敗を経験するのが中古市場でよく見る光景です

今回、パソコンを買い時の最新事情と注意点を解説します

中古パソコンで7万円越えを買うな【注意点】

中古パソコンの中には、7万円を越えるモノが存在します。このような中古パソコンは、絶対に新品のパソコンを買うのが正解です

最新の新品パソコンでとくに買い替え需要が大きい『ノートパソコン』を確認すると、以下の条件のノートパソコンが7万円前後。安くても6.8万円で購入することができます

 

・OS：Windows 11

・メモリ：16GB

・ストレージ：512GB

・CPU：AMD Ryzen 5、AMD Ryzen 7、intel Core i5、Intel Core 5

・ディスプレイサイズ：14インチ、15.6インチ、16インチ

 

中古市場でも、上記の条件で7万円前後のパソコンを購入できますが、なにせ、中古パソコンの状態判定は、中古パソコンを販売する事業者が決めていますから、事業者が消費者に騙すことは可能なんです

このように、中古市場でパソコンを買う時、税込み7万円を越える中古パソコンを買うより、絶対、新品のパソコンを買うのが一番の幸せです

中古パソコンの多くがACアダプターを持ち歩く必要があります【注意点】

中古パソコンの多くがACアダプターを持ち歩く必要があります

中古パソコンは、法人から個人が買取専門業者に売りを出した製品を新品同様にリプレイスした状態で中古パソコンを専門に扱う販売業者へと流れるのが、中古パソコン市場でよく見る光景です

そして、市場で流れている中古パソコンの多くが、ノートパソコンの強みである『バッテリー駆動』が機能しないパソコンでも売り切る必要が出てくるため、市場価格よりも安価で中古パソコンを販売することが圧倒的に多いです

実際、執筆者が使用するメインパソコンは、既にバッテリー駆動がギリギリできるかどうかが怪しい状態の中古パソコンを購入しました

その結果、いつもACアダプターを持ち歩いて、コンセントがある飲食店に出入りするのが日課となってしまい、それが大変大きな苦労となっております

もし、そのような状態で中古パソコンを持ち歩きたくないなら、中古パソコンより新品パソコンを買うのが正解です

どんな時でもパソコンは必要【最新事情】

近年、iPadやiPhoneで完結しようとするミニマリズムが流行しており、パソコンを持ち歩くことがクールでない思想や思考の偏見がとくにオンライン上で蔓延しています

しかし、iPadやiPhoneで完結できることは、それらに任せば良いですけども、クリエイターと法人との契約に伴い、失敗が許されない品をクライアント(相手先)に納品する時や大きなプロジェクトが欠かせない時は、iPadやiPhoneで完結することは不可能です

さらに、ビジネスの世界でも、iPadやiPhoneで完結できることは不可能であり、ノートパソコンが今でも現役である以上、世界がスマホやタブレットに変わることは、絶対にあり得ません

ゲームやクリエイティブはWindows、それ以外をLinuxに頼る

最近のトレンドで、それぞれの環境に応じた基本ソフトの使い分けが進んでいます

とくに『Microsoft Office』『Adobe Creative Cloud』『BlackMagic Design DaVinci Resolve』などのビジネスからクリエイティブの世界では、圧倒的にWindowsが圧勝です。ゲームの世界に於いても、未だにWindowsの圧勝状態です

しかし、以下のことしか利用しないなら、Linuxで賄うことができるのです

 

・Chromeなどでブラウジング

・家庭内で表計算や書類を作成

・動画や写真を管理する家庭内データストレージ

・Steamでパソコンゲームを楽しむ

 

上記4つの中で1つでも当てはまるなら、Linuxを取り入れても正解になります

事実、執筆者も上記4つの中で全て当てはまることから、既にLinuxの実機を導入して運用させています

今回のまとめ

Windows10のサポート終了が近づく中、多くのユーザーが中古パソコン市場に目を向けているが、慎重な選択が求められています

新品のノートパソコンは、Windows 11、16GBメモリ、512GBストレージ、最新のCPU、14〜16インチディスプレイを備え、6.8万円から7万円程度で購入することができます

中古市場では同等の構成のパソコンが販売されているものの、販売事業者による状態判定に注意が必要で、7万円を超える中古パソコンの購入は控えるべきです

さらに、多くの中古ノートパソコンはバッテリー駆動に問題があり、常にACアダプターを携帯する必要があるため、中古パソコンを買う時は、付属品にACアダプターがあるのかを確認してください

近年のミニマリズム思想とは対照的に、ビジネスやクリエイティブ分野においてパソコンは依然として不可欠なツールです。とくにMicrosoft Office、Adobe Creative Cloud、DaVinci ResolveなどのソフトウェアはWindowsが主流であり、ゲーム環境においても同様です

一方で、ブラウジング、家庭内の文書作成、データ管理、ゲーム等の基本的な用途においては、Linuxも有効な選択肢となりつつある。OSの使い分けは、個人の使用目的に応じて柔軟に検討すべきです

さいごに

Windows10のサポート終了を目前に控え、パソコン選びは重要な判断を迫られる時期を迎えています。中古パソコン市場の魅力は低価格にありますが、その落とし穴は多岐にわたります

新品のノートパソコンが6.8万円から7万円程度で、OSがWindows 11、16GBのメモリ、最新CPU、十分なストレージを備えた現在、中古パソコンへの安易な投資は賢明とは言えないです

とくに注意すべきは、バッテリー駆動の問題と、販売事業者による不透明な状態判定です。ACアダプターが常に必要な中古パソコンは、本来のノートパソコンの利点を大きく損なっています

技術的観点からも、ビジネスやクリエイティブ分野においてパソコンは依然として不可欠なツールであり、その選択には慎重さが求められます

多様化するOSの環境において、WindowsとLinuxはそれぞれの用途に応じて柔軟に選択できる時代となりました

とても重要なことは、個人の使用目的に最適化されたパソコンを選ぶことです。目先の安さに惑わされず、長期的な使用価値と信頼性を見極める目が、大きく求められているのではないでしょうか

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました

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