スーパーセンタートライアルで現金いらず決済をする理由

こんにちは！こんばんは

ここ最近、スーパーマーケットでとくに、スーパーセンタートライアルの店舗数が増えつつあります

執筆者が住む岡山県では、岡山市東区に1店舗しか現存しておらず、過去には、倉敷市児島地区、倉敷市玉島地区にもありました

そんな中、2025年9月中旬に、スーパーセンタートライアルが岡山市の中心市街地からほど近い、岡山市南区にスーパーセンタートライアルが新規出店することが決まりました

スーパーセンタートライアルは、ディスカウントストアとスーパーマーケットのいいとこどりしたような店舗で、24時間営業が売りです

そんなスーパーセンタートライアルでは、現金以外に電子決済サービスを独自で取り入れています

今回、スーパーセンタートライアルで現金いらず決済をする方法と理由について解説しようと存じます

スーパーセンタートライアルに備わっている現金いらずの決済手段

スーパーセンタートライアルには、自社開発の2つの決済サービスを取り入れています

SU-PAY

住信SBIネット銀行、イオン銀行、みんなの銀行の口座を持つユーザーであれば、App Store、Google Play Storeからのインストールができる自社開発の電子決済サービス

インストール、入会費、年会費無料で、銀行口座とレジでSU-PAYのチャージに対応。SU-PAYを利用することで、トライアルポイントが付与され、トライアルポイントの有効期限は、トライアルポイントが付与された月から数えて、2年後の月末がトライアルポイントの有効期限になります

さらに、SU-PAYであれば、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners、Discoverに加盟するクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードからのチャージに対応していますが、アプリ経由でのチャージではなく、クレジットカードチャージに対応した専用機を設置している店舗ではないと、クレジットカードチャージが使えないので、注意が必要です

プリペイドカード

スマホを持っておらず、ガラケーやガラホを持って生活しているなら、入会費と年会費無料のポイントカード機能と併用するプリペイドカードがあります

SU-PAYのような銀行口座からのチャージができないものの、ガラケーやガラホを持って生活しているかつ、携帯電話特有の通信障害のリスクに遭遇することなく、現金いらずの電子決済が可能となります

SU-PAYにある「ポイント付与機能」は、プリペイドカードにもあるので、大変便利です

スーパーセンタートライアルは、○○Pay、交通系ICカード、VISAなどのクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードに対応しておらず、原則として、SU-PAYとトライアルが発行するプリペイドカードのみの受け入れとなっています。それ以外は皆、現金オンリーです

スーパーセンタートライアルがここまで外部の電子決済サービスの受け入れに消極的か

スーパーセンタートライアルがここまで外部の電子決済サービスの受け入れに消極的でしょうか。それには、スーパーセンタートライアルが目指す方向性に深い関係があるのです

スーパーセンタートライアルでは、セルフレジ機能付き買い物カート『スキップカート』を導入し、その日に買い物する顧客から蓄積する『匿名化された個人データ』『匿名化された購買データ』を元に、効果的な販売促進、運営の可視化や効率化に貢献しています

さらに、自社開発した『SU-PAY』『プリペイドカード』に取り入れることで、更なる運営の可視化や効率化、効果的な販売促進に役立てられることから、トライアルの親会社『トライアルHD』の収益拡大とさらなる競争力強化に力を注ぐことも可能となるのです

確かに、利用者目線に立てば、既存の決済サービスをトライアルでも取り入れるべきですが、トライアル側からすれば、手数料ビジネスで多くの収益の大半が「中抜き」というカタチで他社に流れ、個人データや購買データの収集にも苦労します

このことから、トライアルが独自に開発した決済サービスのみしか受け入れる体制を構築することで、手数料ビジネスで多くの収益の大半が「中抜き」というカタチで他社に流れず、個人データや購買データの収集にも苦労せずに、その日に買い物する顧客から蓄積する『匿名化された個人データ』『匿名化された購買データ』を元に、効果的な販売促進、運営の可視化や効率化に貢献する方が、明らかなトライアル側のメリットに軍配が上がることに、間違いありません

スーパーセンタートライアルが新規出店する場所が24時間営業のスーパーの激戦地？【番外編】

2025年9月中旬に新規出店するスーパーセンタートライアルが設置する場所をよく見ると、24時間営業するスーパーマーケットが複数、存在します

半径3km圏内には、以下のスーパーマーケットが出店しています

 

岡山市北区

 

1. ハローズ(24時間営業)

2. ザ・ビック

 

 

岡山市南区

 

1. ディオ(24時間営業)

2. ハローズ(24時間営業)

3. 両備プラッツ

4. 生鮮館わたなべ

5. マルナカ

6. コープ

7. わたなべ生鮮館

8. スーパーセンタートライアル（NEW!! / 24時間営業）

 

 

岡山市中区

 

1. ラ・ムー

2. フレスタ

3. マルナカ

 

このように、岡山市の中心市街地には、非常に多くのスーパーマーケットが進出しており、あまり見受けられない『スーパーマーケット激戦区』となっているのです

そんな激戦区にスーパーセンタートライアルが2025年9月中旬に進出してくることは、激戦区にとって、大きな刺激になると見られます

今回のまとめ

スーパーセンタートライアルは、ディスカウントストアとスーパーマーケットの要素を兼ね備えた店舗で、24時間営業が特徴です

現在、岡山市東区に1店舗があり、2025年9月中旬に岡山市南区に新規出店することが決定しました

スーパーセンタートライアルでは、現金以外の電子決済サービスとして、自社開発の「SU-PAY」とプリペイドカードのみを受け入れています。他社の電子決済サービスには対応していません

スーパーセンタートライアルは、独自の決済サービスを開発することで、顧客の購買データを収集し、効果的な販売促進や運営の効率化を図ることで、2025年現在の新規出店の快進撃が続いていると見られます

また、セルフレジ機能付き買い物カート「スキップカート」を導入し、匿名化された個人データや顧客データを使った、データ分析を行っています

なお、スーパーセンタートライアルが新規出店する場所は、24時間営業のスーパーマーケットなどが多数存在する『スーパーマーケット激戦区』です

さいごに

今回は、スーパーセンタートライアルで現金いらず決済をする方法と理由について解説しました

スーパーセンタートライアルは、独自の電子決済サービス戦略により、単なる小売業を超えたデータ駆動型の革新的な経営モデルを構築しつつあります

自社開発のSU-PAYとプリペイドカードを通じて、顧客の購買行動を分析し、効率的な運営と販売促進を実現しようとしています

24時間営業という利便性と、セルフレジ機能付き買い物カート「スキップカート」の導入により、顧客体験の向上と同時に、貴重な匿名化された購買データの収集を可能とするのが、スーパーセンタートライアルの強みです

2025年9月の岡山市南区への新規出店は、激しい競争環境の中で、同社の革新的なアプローチと成長戦略を象徴する挑戦と言えます

今後、データ活用と独自の決済システムが、小売業界にどのような変革をもたらすのか、注目に値するのではないでしょうか

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました

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参考サイト

 

スーパーセンタートライアル

 

 

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