

こんにちは!こんばんは
中古スマホを実店舗で購入できる機会の拡大や越境ECの普及により、手軽に海外モデルのスマートフォンを入手できるようになりました。しかし、その中には「技適マーク」が存在しない携帯電話端末(スマートフォン)が紛れていることも少なくありません
魅力的な機能や価格に惹かれて購入する前に、知っておくべき重要なポイントがあります。それは、技適マークのないスマートフォンを日本で使用することは、知らないうちに電波法違反で利用者自身が刑事罰で罰せられる対象となるため、注意が必要です
今回、技適マークが存在しない携帯電話端末(スマートフォン)や通信機器について解説します
技適マーク(技術基準適合証明マーク)は、日本で無線機器を使用するために必要な認証です
このマークは、端末から発せられる電波が他の機器や人体に悪影響を与えないことを保証するもので、電波法に基づいて義務付けられています
しかし、近年のスマートフォンなどの通信機器を個人が海外通販を通じて個人輸入できる環境が急速に発展し、中古スマホなどを扱う中古販売専門店では、日本市場でまずお目にかからない国産メーカー以外の中古スマホが数多く販売されていますが、知らないうちに技適マークが存在しない国産メーカー以外の中古スマホを日本国籍(戸籍謄本を持つ日本国籍者と日本政府から日本国籍者専用の旅券を発給できる日本国籍者を指す)の方々が日本国内で使用すると、電波法違反で刑事罰により行政罰を利用者が受けてしまうことから、日本国籍の方々はとくに警戒しなければなりません
電波法は、日本で使用するすべての無線機器に技適マークの取得を義務付けています。これは、無線通信の秩序を維持し、電波干渉や健康被害を防ぐための重要な規定です
技適マークのないスマートフォンを使用すると、意図せず他の無線通信に干渉したり、電波障害を引き起こします
スマートフォンではありませんが、ある大手地方放送局の特集で電波法を厳しく取り締まる捜査官を特別に密着取材した動画がYouTubeで公開されていますので、実際にどんなことが行われるのかを知らないうちに知っておくことを強く推奨します
参考動画
電波の安全を守る 「電波Gメン」が不法電波取り締まり - TOKYO MX
違法アマチュア無線の実態「もんすけ調査隊」2020年12月17日放送 - HBCニュース
【スクープ】“違法電波”放つ「外国製無線機」が急増...『電波Gメン』取り締まりに密着取材 「知らなかった」でも影響は家電や航空機にまで(2023年4月5日)
一部の例外規定として、国際ローミングサービスを利用する場合や、短期滞在の外国人が持ち込んだ端末を90日間使用する場合などが認められています
しかし、これらはあくまで限定的な例外であり、中古販売店や越境ECで購入した技適マークのないスマートフォンを日本国籍者が日本国内で使用することは、これらの例外には該当せず、日本国憲法で定められている電波法に違反し、利用者自身が行政罰を受ける対象となります
「Wi-Fiモデル」と謳って販売されている技適マークのない通信機器も存在しますが、Wi-FiやBluetoothも電波法の規制対象です
技適マークのない通信機器や携帯電話端末は、Wi-FiやBluetoothを含むすべての無線機能の使用が制限されているため、Wi-FiやBluetoothのみの使用であっても技適マークが存在しなければ、電波法違反になります
技適マークのないスマートフォンを使用した場合、電波法違反として行政罰が科されます
また、電波干渉による通信障害や、最悪の場合、他の機器の誤動作を引き起こすリスクがあり、それが原因となって民家にある暖房器具や暖房機器の誤作動によって火事の出火原因になります
電波法を守ることで、電波干渉による通信障害。他の機器の誤動作を引き起こすリスク、民家にある暖房器具や暖房機器の誤作動によって火事の出火原因になる危険を正しく知ってよく理解して電波法の規制範囲内で使うことが大切です
当然なことながら、それを報じる大手ネットメディアや社会に影響を与える個人ブログ、YouTube、X、Instagram、TikTokなどのSNSを使ったコンテンツ配信も電波法の存在と電波法違反をするとどんな危険があるのかや法を犯した時のご自身に降りかかる試練や社会的制裁がどんなものがあるのかを知らないうちに知っておく必要があるのです
海外モデルのスマートフォンなどの海外メーカー製の通信機器を購入する時は、必ず技適マークの有無を確認してから購入するようにしましょう。とくに越境ECなどの個人輸入の場合、確実に技適マークが存在しませんので、そこで通信機器を必ず買わないように徹底してください
中古スマホなどを販売する中古販売専門店で実店舗を持つ業者は、お店に海外メーカー製スマートフォンの海外版や海外グローバル版があります。その時に店員さんの元へ行って、外メーカー製スマートフォンの海外版や海外グローバル版の説明を受けてから、ご自身の責任を負った状態で買うか買わないかの明確な判断を下してから決めるのが一番真っ当な行動になります
技適マークは、安全で快適な無線通信環境を守るための重要な証です。安易に技適マークのないスマートフォンに手を出すことなく、法令を遵守し、安全な通信環境を維持するために、正しい知識を持ってスマートフォンを選びましょう
技適マークのないスマートフォンを日本国籍者が日本国内で使うことは、電波法違反であり、様々なリスクを伴い、電波法に則った行政罰を利用者自身が受けなければなりません
魅力的な価格や機能に惑わされることなく、技適マークの有無を確認し、安全で日本国内で利用できるかつ、日本市場で販売されているスマートフォンや通信機器を選びましょう
この情報が、読者の皆様のスマートフォンや通信機器選びの一助となればと思います
今回は、技適マークが存在しない携帯電話端末(スマートフォン)や通信機器について解説しました
この投稿をしたきっかけには、あるネットで公開されている記事を見て読んで、その記事に誤解や根拠に則って報じた記事に対して懸念と危機感を溢れましたので、今回はそれに対してのオピニオンと電波法について分かりやすくまとめました
海外メーカーのスマホや通信機器が大好きで、日本未発売のものを個人輸入して使っている人、そしてそれをSNSで発信している人がいます。しかし、技適マークのないこれらの機器を日本国籍を持って日本国内で使うのは電波法違反です
多くの人が「バレないから大丈夫」「規制当局や警察当局に絶対捕まらない」と勘違いしていますが、これは大きな間違いです。このような誤った情報を発信することは、さらに電波法違反者を増やすことに繋がり、非常に危険です
とくに、SNSで情報発信するインフルエンサーは影響力が大きいため、電波法を遵守する責任があります。彼らの投稿を見て、多くの人が真似をする可能性があるからです。越境ECや中古販売店で買った海外版のスマホなどを日本で使うことを推奨するような投稿は、日本社会に大きく悪影響を与えると同時に未来の人々の歴史で大きなお荷物となるため、先を見据えた法律厳守や法令厳守が求められます
なぜなら、SNSの投稿は不特定多数の人に見られるため、違法行為を推奨するような内容は、フォロワーの行動に直接影響を与えかねません。インフルエンサーが法を軽視する態度は、フォロワーにも同様の行動を促し、法治国家の秩序を乱すことにつながるからです
電波法は、電波の利用を適切に管理し、電波障害や健康被害を防ぐためにあります。日本国籍を持って日本国内に暮らす私たちは、この法律の重要性を理解し、日本に住む以上、憲法と法律に従って生活する義務があります。電波法を守って、安全で安心な通信環境を維持しましょう
今回の投稿を通じて、気づいて、読んで、学んで、行動に移すきっかけになれれば嬉しいです
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました










