

こんにちは!こんばんは
日本では今、暗号資産の法的な取り扱いが議論され、現在の資金決済法の扱いから、ここ数年以内に資金決済法から金融商品取引法の扱いにシフトする見込みが立ちました
このことから、日本市場に於ける、暗号資産を使ったソリューションズや暗号資産を身近な存在にする動きが活発化すると考えられます
しかし、2025年6月現在では、暗号資産を法定通貨の感覚で決済できる手段が少なく、実戦投入には、なかなかの勇気ある行動が求められている状況です
今回、暗号資産決済対応のバーチャルカードを発行を発行して暗号資産と緊密で自由な支払いを実現するための方法について、きめ細かく、解説しようと存じます
暗号資産と緊密で自由な支払いを実現するためには、物理カードを発行できるプリペイド式クレジットカードの存在が欠かせません
しかし、このようなプリペイド式クレジットカードにある物理カードは、あくまでも、決済手段に使う目的で発行することから、問題は、プリペイド式クレジットカードをチャージする手段です
日本市場で展開するプリペイド式クレジットカードは、以下のプリペイド式クレジットカードが存在します
Vプリカ+リアル
ライフカード株式会社が発行する、Visaマーク付きのプリペイド式クレジットカードです。プリペイド式クレジットカードの性質を持ちながら、審査を通った人のみが、クレジットカードのような『後払い請求』を利用できます
Vプリカ+リアルは、発行手数料500円でVisaタッチ対応のクレジットカードの一括支払いや継続契約型の支払いに対応しているのが特徴です
WebMoneyプリペイドカード
auペイメント株式会社が発行する、MasterCard付きのプリペイド式クレジットカードです。プリペイド式クレジットカードの性質上、クレジットカードのような『後払い請求』が存在せず、チャージされた日本円の範囲内で決済することを利用者に求められています
WebMoneyプリペイドカードは、発行手数料0円でMasterCardを使ったクレジットカードの一括支払いに対応しているのが特徴です。しかし、タッチ決済には非対応です
IDARE
株式会社Fivotが発行する、Visaマーク付きのプリペイド式クレジットカードです。プリペイド式クレジットカードの性質上、クレジットカードのような『後払い請求』が存在せず、チャージされた日本円の範囲内で決済することを利用者に求められています
IDAREは、発行手数料900円でVisaタッチ非対応のクレジットカードの一括支払いに対応しており、チャージして貯蓄することで、年率2%でIDAREの残高に自動チャージされるのが特徴です
Visaタッチなどのバーチャルカード型のプリペイド式クレジットカードを使えば、Apple Pay、Google Payを使用することができるのですが、日本市場の現状からすれば、明らかに物理カードを発行する、プリペイド式クレジットカードの存在が大きく、候補の中で、できるだけ物理カードを発行する資金決済法に適用する事業者の中から厳選しました
プリペイド式クレジットカードには、1回の最低入金額が設定されています
物理カードを発行する、プリペイド式クレジットカードで1回の最低入金額は、以下のとおり
・Vプリカ+リアル:100円から(クレカ・銀行口座から)/回、1円から(ギフトコードから)/回、2200円から(チャージコードから)/回
・WebMoneyプリペイドカード:1000円から/回
・IDARE:1000円から/回
チャージ(入金)のしやすさからすれば、明らかにVプリカ+リアルの方が寛容です。しかし、WebMoneyプリペイドカードとIDAREは、一律で1000円からとなっているため、できるだけ短期間にプリペイド式クレジットカードにチャージしたいなら、Vプリカ+リアルが良いです
ここからは、暗号資産が主役です
現状、暗号資産のにゅうきに対応したチャージ式クレジットカードは、以下のとおりです
Zypto
発行元が海外。様々な暗号資産の入金に対応しています
最近、アプリで表示される言語に「日本語」が追加され、日本語話者でも、安心してZyptoを利用することが可能です。しかし、Zypto経由で発行されるチャージ式クレジットカードに必要な暗号資産の相当量は、10ドル相当と定められています
TokenPocket
発行元が海外であるものの、運営に日系企業のリクルート傘下のベンチャー企業が現地法人として参画しています
さいしょから日本語に対応しており、TokenPocket経由で発行されるチャージ式クレジットカードに必要な暗号資産の相当量は、Zyptoと同じ、10ドル相当と定められています
Slash
発行元が日本企業によって行われているものの、発行ではなく、Vプリカに必要なコードを暗号資産経由で発売する方式で売られています
最近では、USDCを担保にした新しいクレジットカードの発行をVプリカの運営元であるライフカード株式会社と共同で進めていることが発表されています(1個10,000円で販売)
暗号資産を現実世界で利用できるインフラ設備への投資と開発を積極的に行われ、さらには、Mantle Network上の暗号資産「Slash Vision Labs($SVL)」の発行本として知られております
Slashの革新的な取り組みで、日本に暗号資産が日常的に支払われる決済プラットフォームになることが期待されます
Bitrefill
暗号資産を使ってギフト券購入することができるプラットフォーム。運営元が海外であるものの、訪日外国人を見据えて、日本で使用できるギフト券が発行されています
とくにVisa eギフトが実際に用意され、1個500円から購入することができ、Bitrefillアプリの中にあるクレカマークのタブの中に管理できる機能が公式アプリに備わっていることが特徴的です
Bitrefillは、Amazon.co.jpで使用可能なギフト券、QUOカード Pay(加盟店全店、ビックカメラ専用、エディオン専用、MARUI専用、いなげや専用、セブンイレブン専用、ローソン専用、スーパーマーケットのサンプラザ専用)、Visa eギフト、au Pay、吉野家、レコチョク、タリーズコーヒー、イケア日本、Google Play、Appleギフト、アソビュー!、BookLive!、伊藤忠のギフトカードモール、オイシックス、Razer Gold(日本)、ラフィネ、銀座せんびきや、チョイス・オブ・フルーツ(日本)、U-NEXT、グローバル・ホテル・カード by Expedia(日本)と豊富のギフト券がBitrefillに用意されています
BitrefillにあるVisa eギフトは、1個500円から販売されています
こうして見ると、暗号資産を元本にVisaやMasterCardマークのバーチャルカードを発行して使用する場合、ZyptoとTokenPocketの2つは、一律して10ドル相当の暗号資産を使って発行する必要が出てきます(USDC、USDT、DAIなどのドルを元本としたステーブルコインが10枚以上の用意が必要)
それに対し、Visa eギフト経由で使用できるBitrefillは、1個500円(1ドル100円相当なら、5ドル以上の用意で済む)から入金が可能で、Vプリカに入金する時で必要な暗号資産の相当量が多額のSlashを使った場合、1回の入金に10000円相当の暗号資産を用意する必要があります
その点からすると、1個500円から入金可能なBitrefillの方が使い勝手を考えたら、明らかに良さそうです
日本では、バーチャルカードを軸にApple PayやGoogle Pay経由で実店舗に於いての決済が可能です。しかし、それに対応する日本の実店舗が少ない気がします
しかし、VISAやMasterCardなどのクレジットカードのマークがある実店舗であれば、VISA、MasterCard、JCB、アメリカンエキスプレスなどのクレジットカードのブランドに対応している店舗であれば、決済可能です
タッチ決済になると、話が変わってくるため、そこは、利用者自身がしっかりと調べる必要があることは確かです
実際に暗号資産と緊密で自由な支払いを実現するための大まかな手順は、以下のとおりです
ZyptoやTokenPocketによるバーチャルカードを発行した場合
① 暗号資産を用意する
⇓
② ZyptoやTokenPocketで暗号資産を元本にしたクレジットカード決済に必要なバーチャルカードを発行(その時に10ドル相当を予め用意)
⇓
③ 1000円以上の日本円相当の暗号資産を用意
⇓
④ 3Dセキュア対応のプリペイド式クレジットカードでクレカチャージする
⇓
⑤ プリペイド式クレジットカードで実店舗に於いての決済をする
⇓
⑥ 3つ目の『1000円以上の日本円相当の暗号資産を用意』にもどる
Slashを使う場合
① 100ドル相当の暗号資産を用意する
⇓
② Slashで1個10000円相当のVプリカのギフト券を暗号資産経由で決済する
⇓
③ Vプリカ+リアルを用意し、Slashで購入したVプリカのギフト券でチャージする
⇓
④ Vプリカ+リアルで実店舗に於いての決済をする
⇓
⑤ 1つ目の『100ドル相当の暗号資産を用意する』にもどる
Bitrefillを使う場合
① 20ドル相当の暗号資産を用意する
⇓
② BitrefillでVisa eギフトの2000円分を購入する
⇓
③ Bitrefillで買った、2000円分のVisa eギフトをBitrefill公式アプリの『Card』のタブでVisa eギフトをチャージする
⇓
④ 3Dセキュア対応のクレカチャージに対応したプリペイド式クレジットカードに1000円相当をプリペイド式クレジットカードにチャージ
⇓
⑤ プリペイド式クレジットカードを使って、実店舗に於いての決済をする
⇓
⑥ 1つ目の『20ドル相当の暗号資産を用意する』にもどる
それぞれのカードに応じて、それぞれの手順が異なりますが、送金手数料やギフト券を購入する時の手数料の手間などを慎重に見極めてから、それぞれのカードに応じて対応すれば良いかなと思います
これらのカードに使用する場合、暗号資産の管理がどうなるかの問題が発生します
ZyptoやTokenPocketの場合、暗号資産ウォレットを兼ねていることから、それぞれのアプリに応じた暗号資産をZyptoやTokenPocketに預ければ良いかと思います
それ以外については、MetaMaskなり、ウォレットアプリで暗号資産を管理する必要がありますけども、くれぐれもセルフカストディアルウォレットやカストディアルウォレットを使用する場合、事業者都合でサービス終了することが十分考えられるため、せめてでも、ノンカストディアルウォレットで暗号資産を管理することが強くユーザーに求められているのは確かです
日本では、暗号資産の法的な取り扱いが議論され、近い将来に資金決済法から金融商品取引法の扱いにシフトする見込みであることから、暗号資産を使ったソリューションや暗号資産を身近な存在にする動きが活発化すると考えられます
しかし、現在は暗号資産を法定通貨の感覚で決済できる手段が少なく、実戦投入には慎重な対応が必要です
暗号資産と緊密で自由な支払いを実現するためには、物理カードを発行できるプリペイド式クレジットカードが必要です
しかし、日本市場で展開するプリペイド式クレジットカードは、最低入金額が設定されており、チャージのしやすさからすれば、Vプリカ+リアルの方が寛容です
暗号資産の入金に対応したチャージ式クレジットカードとしては、Zypto、TokenPocket、Slash、Bitrefillなどが存在します
これらのカードは、暗号資産を元本にVisaやMasterCardマークのバーチャルカードを発行して使用することができ、実際に暗号資産と緊密で自由な支払いを実現するための手順はそれぞれ異なります
なお、暗号資産の管理については、ZyptoやTokenPocketの場合、暗号資産ウォレットを兼ねていることから、それぞれのアプリに応じた暗号資産を預ければ良いですが、それ以外については、MetaMaskなどのウォレットアプリで暗号資産を管理する必要があります
セルフカストディアルウォレットやカストディアルウォレットを使用する場合、事業者都合でサービス終了することが十分考えられるため、ノンカストディアルウォレットで暗号資産を管理することが強く求められます
今回は、暗号資産決済対応のバーチャルカードを発行を発行して暗号資産と緊密で自由な支払いを実現するための方法について、きめ細かく、解説しました
暗号資産の法的な取り扱いが議論され、近い将来に資金決済法から金融商品取引法の扱いにシフトする見込みであることから、暗号資産を使ったソリューションや暗号資産を身近な存在にする動きが活発化すると考えられます
しかし、現在は暗号資産を法定通貨の感覚で決済できる手段が少なく、実戦投入には慎重な対応が必要です。暗号資産と緊密で自由な支払いを実現するためには、物理カードを発行できるプリペイド式クレジットカードの用意が欠かせません
暗号資産の入金に対応したチャージ式クレジットカードとしては、Zypto、TokenPocket、Slash、Bitrefillなどが存在します
これらのカードは、暗号資産を元本にVisaやMasterCardマークのバーチャルカードを発行して使用することができ、実際に暗号資産と緊密で自由な支払いを実現するための手順はそれぞれ異なります
なお、暗号資産の管理については、ZyptoやTokenPocketの場合、暗号資産ウォレットを兼ねていることから、それぞれのアプリに応じた暗号資産を預ければ良いですが、それ以外については、MetaMaskなどのウォレットアプリで暗号資産を管理する必要があります
セルフカストディアルウォレットやカストディアルウォレットを使用する場合、事業者都合でサービス終了することが十分考えられるため、ノンカストディアルウォレットで暗号資産を管理することが強く求められます
日本は暗号資産に対する法規制が他の国や地域に比べて最先端であったものの、日本は未だに現金主義が強く、クレカ払いで「一括支払い」「後払い」「分割払い」が頻繁に利用され、活用されているのが現状です
暗号資産決済は、まだ日本では浸透していませんし、それに対する決済手段が限られた地域や店舗しか導入されていないことから、暗号資産決済を日本全国で浸透させるためには、国や自治体からの補助が受けられる決済ソリューションの開発と設備の設置が大きなカギを握るのではないでしょうか
今回の解説が、暗号資産と緊密で自由な支払いを実現するための一助となれば、今回の投稿に強い意義があると信じています
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
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