選択的無職を考える

Shozao
2024/09/26 08:49

こんにちは！こんばんは

失業率の上昇が続く中、新たな働き方として注目を集めているのが「選択的無職(せんたくてきむしょく)」です。定職に就かず、好きなことをして生活する人々が増加しています

今回は、選択的無職について、一緒に考えていこうと存じます

多様化する無職のカタチ

総務省のある調査によると、日本の完全失業者は188万人と4ヶ月連続で増加しています。働きたくても働けない人が増える一方で、無職生活を積極的に選択する人も現れています

好きな釣りをするために無職になり、全国各地を巡る釣り人。ひたすら愛するパチンコを続ける人。実家でダラダラ生活を発信する人。SNSやYouTubeを通じて、多様な無職のカタチが発信されています

キャリアブレイクとの違い

無職を名乗るYouTuberも増加しています。大手メガバンクを5年半勤めた後、無職になったというある男性は、山奥にある古民家で生活し、YouTubeやSNSで選択的無職をテーマに発信しています

彼は、定職につかずに好きなことをして暮らすことが、選択的無職の理想形だと語ります

一方で、無職に対する厳しい社会の固定観念を覆す真逆の概念が注目されています。日本でキャリアブレイクを推進する団体は、離職や休職期間を利用して人生を見つめ直すことの重要性を訴えます

キャリアブレイクとは、一定期間仕事を休止して、自己研鑽や旅行などを行うことです。選択的無職とは異なり、新たな職に就いたり、新しい世界で新たな職に就くことができますことを前提としています

完全な無職になるための条件

キャリアブレイクの重要性が分かるものの、万が一、無職になるための条件を解説します

まず完全な無職になるためには、会社や団体に雇用されている労働者は、会社や団体に退職願を2ヶ月から1ヶ月前に通知します

退職願を受領するかしないかは、会社や団体の判断に委ねられますが、退職願が受理されなくても、自主退職をすれば完全な無職になることができます

でも、住み込みバイトや住み込みで雇用されていたら、そのまま住んでいる場所から退去されるので、住む場所を失うこととなります

そんな方々で朗報なのが、元簡易宿泊所として建設され、今はホテルとして改装された宿泊施設です。このような場所は基本、ホテルに住民票を置くことができます

ただ、ホテルの方々や責任者に、ホテルに住民票を置いても良いかと話し合う必要がありますけども、大抵の元簡易宿泊所のホテルの場合、ホテルの案内で住民票を置くことができるとの案内が出ているはずなので、その場所に宿泊していたら、まず、その日のうちにホテルの方々と交渉すると良いでしょう

無職の生活費と収入

無職にかかる費用ですが、人によって様々ですが、1ヶ月にかかる費用が10万円前後がボーダーラインと言えるでしょう。住居にかかる費用や食費や光熱費もかかりますし、交際費や娯楽費もかかります

無職とは言え、時間と労力が余ることとなりますから、それらを利用して、クリエイティブなことをすれば、無職で必要な月々の生活費10万円を収入で賄うことができますし、確定申告で税の申告をすれば、かかる税金を安く抑えることができますし、国民年金や健康保険料がかかりますけども、働いている人より税を抑えることは間違いありません

完全な無職にならなくても、キャリアブレイクという選択肢が

実は完全な無職にならなくても、新しい離職や転職のカタチ【キャリアブレイク】という選択肢が巷で大きく拡大しています

さらに、キャリアブレイクでは、一定期間の仕事を休止することで、新たな自分を発見したり、才能を見つけたりするので、それを利用して、新たな世界や新たな職をチャレンジするといいかもしれません

選択的無職は持続可能な無職につながる

選択的無職は持続可能な無職につながっており、無職でも社会の中に溶け込むことができる可能性を秘めています

しかし日本と昭和世代の方々の思考には【働く、労働する＝美徳】との考えが根深くあることから、選択的無職と無職として考えが間違っていると誤解する方々がほとんどです

でも、働く、労働することが美徳と解釈するのは間違っていないものの、それで長く苦しめられている方々が非常に多く、それが自殺、ひきこもりを選択せなざる得なくなるのです

そのことから、選択的無職と無職を美徳の逆である『悪徳(Vice)』と捉えることは人としての思考は大いに間違っていて、その時点で人を偏見、差別、感情的攻撃する加害者になってしまいます

そんな間違った人間にならないためには、選択的無職と無職を選択した人たちを悪徳と見たり思い込んだりをしないようにしてください

本当にそのような日本人が多すぎで本気で困ります

選択的無職に生活保護は不要。ネットを使えば自由な収入確保のチャンスが

ある人は『生活保護になればお金を稼がなくてもいいのに、貯金を使って生活保護になればいいのに』と指摘します

確かに、生活保護になれば、お金を稼がなくてもよくても、ケースワーカーや生活保護を行う自治体が早急の就職を後押しすることで生活保護にかかる税金を抑制したい意思が根深くあります。そのことから、今も生活保護に水際対策が行われ、生活保護を受けたくても、生活保護を受けられず、ホームレスや自殺、無理心中、自決を選択せなざる得ないのが現実です

選択的無職は、生活保護の申請や受け取りを拒否し、ネットを使えば自由な収入確保のチャンスに恵まれます

実際、ネットで収入確保のチャンスを掴めば、あとはネットの収入を頼って、固定費(家賃、水道光熱費、通信費)と食費と雑費を最低限に絞れば、それだけで生きていくことは可能です

選択的無職は就労時の人間関係のギスギス感を解消する

ある人は、就労時の人との関わりがなさすぎて病んだ経験があると語りました

実際、執筆者自身、就労時の人との関わりがなさすぎて病んだ経験が何度も経験。それが引き金となって、今の執筆の世界に飛び込みました

選択的無職は就労時の人間関係のギスギス感を解消する効果をもたらします

無職ということは、そもそも雇用主となる法人や団体、個人が存在しないため、就労時の人間関係というのは発生しません。しかし、無職になった瞬間、就労時の人間関係が解消するメリットがある一方、就労時にあった『コミュニケーション』を忘れ、対人関係の仕方を忘れて大きな失敗につながる危険があることから、選択的無職になったからには、人とのコミュニケーションを取るように心がけた方が良いです

とくにインターネットで音声やチャット、身振り手振りでコミュニケーションを取る『メタバース』というネット空間が存在するので、それを人とのコミュニケーションの練習やその関係を利用するといいですよ

無職の未来

ある人は、『仕事は辛いこともやってこその仕事』だと主張します

でもその人は、4ヶ月ほど無職を経験。一旦人生の体勢を整えるために仕事を休職だと主張を繰り返します

実際、仕事にブランクがあっても就職できるケースが多いです。とくに社会全体がダイバーシティ化が進んだことにより、採用担当者の意識が変わり、ブランクを気にする会社と気にしない会社が半々くらいに大きな変化がもたらされました

人によっては、前に勤めていた会社や同じ業種に戻ることが危険を伴うことであり、時代にあった『業種』『働き方』をやらないと、進んでいく社会に適応することができなくなるので、選択的無職という選択肢は、進んでいく社会に適した無職ライフと言えます

まとめ

失業率の上昇と選択的無職の増加は、今後の働き方について考えさせられます。選択的無職という生き方は、メリットが高いものの、デメリットも同時に高く、人によって向き不向きがあるのは確かです

しかし、多様な働き方が認められる社会が実現すれば、より多くの人が自分らしい生き方を選択できるようになるかもしれません

さいごに

今回は、選択的無職について、一緒に考えてみました

無職ということは、無職の期間が長ければ長いほど『働いていない期間のブランク』が起き、転職に大きく悪影響を及ぼします

しかし、キャリアブレイクという考え方の台頭で選択的無職とは異なりますが、キャリアブレイク期間で新しい自分、新しい職の可能性を見つけるか、そのまま選択的無職を選択するかの選択を選ぶことができます

選択的無職を選択したら、今ある固定費、食費、交通費、娯楽費などの支出を削減し、選択的無職で得られる収入確保の方法を見つけ、それを糧に選択的無職ライフを送ることが選択的無職で成功する生き方ではないでしょうか

人は生きるために労働することが美徳と言われていますが、決してそれが美徳と捉えても良いのかは大きな疑問で大きな課題です

社会には『労働で生きるお金を集める人』『選択的無職で得られる収入確保の方法でお金を集める人』『他の方法で固定費、食費、交通費、娯楽費を最低限まで削減し、節約志向で生きていく人』の3つの人々に分けられるですよね

とくにホームレスの方々の声でいかに生活保護が国民のさいごのセーフティーネットではないかと思い知らされることができるかと思います

【ひろゆき✕ホームレス】【前編】ひろゆきがホームレスにガチで突撃＆質問攻め「なぜホームレスに？」「なぜ生活保護を受給しない？」【夜な夜な特別編】 - YouTube

【ひろゆき✕ホームレス】【後編】ひろゆきがホームレスにガチで突撃＆質問攻め「なぜホームレスに？」「なぜ生活保護を受給しない？」【夜な夜な特別編】 - YouTube

生活保護は国が制定した生存権を保障する社会保障制度ですが、生活保護といっても税金ですので、生活保護を利用しても、さいごは国に生活保護のお金を返還しなければなりません

執筆者は今ある生活保護とベーシックインカムで『生存権を保障する社会保障制度の複線や複々線化』をすることで国に借金してまで生存権を保障する生活保護と国から給付型返還義務なしの生存権を保障する社会保障の給付制度を用意することで、日本国憲法第13条【すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする】を守ることができます

生活保護は日本国憲法の中で使用できるように制度化されましたが、実際に生活保護の申請と審査で日本国憲法を守られているかどうかは、はっきり言って憲法違反してますよね

ベーシックインカムは日本国憲法第13条を守ることができ、個人として権利が尊重され、生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利を行使でき、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重されなければなりませんし、ベーシックインカムはそれを厳守することができるのです

ただし、ベーシックインカムの利用には、身分証明書もしくはあなたが居ることを証明する住民票があれば、ベーシックインカムを利用することができます審査は不要です。ベーシックインカムに審査が不要なのは、日本国憲法第13条【すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする】の範囲内となるため、それを反したら、その時点で日本国憲法第13条の憲法違反ですからね

ベーシックインカムで生存権の中に生きれるよう、多くの方々の救いの手となるよう、ベーシックインカムの必要性を訴えていきます

選択的無職はベーシックインカムがある未来のカタチと言えるのです

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました