

自作パソコンをしていく中で、『どのOSをパソコンにインストールするのか』と大変悩まれる方々が多いかと思います
今回、自作パソコンをインストールする【基本ソフト】について、一緒に考えていきます
Windows10からWindows11までのOS代の価格推移をAIサービス「Gemini」を使用してディープサーチしてみました
その結果、パッケージ版Windows10 HomeのOS代が13,800円からスタートし、Windows11 Homeからは19,300円まで上がりました。2025年12月時点の価格ドットコムの最安値は、パッケージ版Windows11 Homeで税込み15,730円となっています
Windows10 Home:13,800円
Windows11 Home(2019年から):17,600円
Windows11 Home(2021年から):19,300円
Windows11 Home(2025年12月時点/価格ドットコム最安値):15,730円(税込み)
Linuxディストリビューションの代表格である「Ubuntu」では、リリース時からずっと0円で配布されています
その一方で、Ubuntuを開発・配布を行うカノリカル社が2010年頃から『Ubuntu Advantage』と呼ばれる法人向け有償サポートが行われていましたが、2023年から『Ubuntu Pro』に名称変更され、個人向けで1アカウント最大5台のUbuntu搭載パソコンを最大5年から最大10年まで無償サポートが受けられるようになります
Ubuntu Proを5台以上の追加を行う場合、年額25ドル(ワークステーション/デスクトップ向け)と年額500ドル(サーバー向け)の年間サブスクリプション契約を結ばなければなりません
Ubuntu Proを1アカウント最大5台以上の登録をする場合、次第にWindows11 HomeのOSライセンス代が有利になってくるため、無料のままを維持したい時は、Ubuntu Proの無償枠内で留めておいた方が良いです
・Ubuntu:0円
・Ubuntu Pro(無償枠の範囲内):0円(最大5台まで)
・Ubuntu Pro(デスクトップ/年間サブスク契約/5台以上):年額25ドル
・Ubuntu Pro(サーバー/年間サブスク契約/5台以上):年額500ドル
Windowsで使い続けた場合のコストや特性。Linuxディストリビューションで使い続けた場合のコストや特性を比較してみました
Windowsを使い続けた場合のコストや特性
・ライセンス料:1.5万〜3万円(パッケージ版/HomeやPro問わず)
・ハードウェア要件:Windows11はTPM2.0などの厳しい制限あり
・ソフトウェア:Office, Adobe, ゲームなど圧倒的
・学習コスト:慣れている(学習コストが低い)
・サポート:Microsoftによる公式サポート
Linuxディストリビューションを使い続けた場合のコストや特性
・ライセンス料:原則0円
・ハードウェア要件:非常に軽量。古いパソコンでも蘇る
・ソフトウェア:ブラウザ, VS Code等は快適。Adobe不可
・学習コスト:中〜高(コマンド操作が必要な場面がある)
・サポート:コミュニティや自己解決が基本
このように、Windowsを使う時とLinuxディストリビューションを使う時のコストや特性が大きく異なり、それぞれが個々の事情が違うことから、ご自身が見合った環境で使用するのが適切です
もし本気で悩まれているなら、以下のことを参考に決めると良いです
「時間」を買うなら Windows
1.5万〜3万円のライセンス料は、「トラブル解決にかかる時間の節約代」に充てることができます
・周辺機器(プリンタ等)を繋げば動く、最新のゲームができる、マニュアルが豊富にあって楽
・「OSの設定で悩みたくない」「今の環境をそのまま使いたい」という方は、Windows 11へ移行するのが最も効率的
「自由と学習」を楽しむならLinuxディストリビューション
Linuxディストリビューションを選ぶ最大のメリットは、無料であること以上に「パソコンを自分の支配下に置けること」が可能となります。他にも...
・Windows 11の要件を満たさない古いPCを使い続けたい
・OSのアップデートを強制されたくない、勝手に広告が表示されるのが嫌
・プログラミングやサーバーの知識を深めたい
・無料の環境下でSteamなどのゲームを楽しみたい
これらに当てはまるなら、Linuxディストリビューションは最高の選択肢になります
もし読者のパソコンが今後5年以上、仕事やメイン機として安定して使いたい場合は、 Windows 11のパッケージ版、あるいはWindows 11プリインストールPCへの買い替えが最も最適な選択肢になります。ライセンス料の1.5万から3万円は、5年使えば「月額100円から500円」のサブスクリプションのようなもので、その利便性と比較すれば決して高い買い物ではないと思うからです
しかし、お使いのパソコンを「サブ機」や「実験機」や「古いパソコンの延命」として使いたい場合は、迷わずLinuxディストリビューション(とくに初心者向けの UbuntuやKubuntu)を新たな選択肢として迎え入れてください。OS代がかからない分、その予算をメモリ増設やSSD換装に回すことで、驚くほど快適なマシンが手に入れることが出来るからです
古いパソコンの延命にLinuxディストリビューション、仕事やメイン機として安定して使いたい時はWindows11のパッケージ版、あるいはWindows11がプリインストールされているパソコンを買う。読者に於かれている環境と経済状況を見極めてから、冷静に考えてから即座に決める方が間違いなく良いです
執筆者の経験談を語ると、元々はLinuxディストリビューションの奥深さを知るために、古い中古パソコンを格安で仕入れ、そこから不足するパーツを新品で買い揃え、そこからUbuntuやKubuntuをインストールして使っています
Windowsの場合、バーチャルBOXで仮想環境を構築し、メイン機のパソコンの上に仮想環境で整ったパソコンスペックで別の基本ソフトをバーチャルBOX上で動かすことを頻繁にしていました。しかし、バーチャルBOXを綺麗に削除することは至難の業で、素人では絶対、綺麗に削除することができません
Linuxディストリビューションは、仮想環境を構築するフリーで自由に使えるソフトウェアが用意され、バーチャルBOX以上にかんたんかつ誰もが綺麗に仮想環境を削除したり、仮想環境を構築するソフトウェアを綺麗さっぱりに削除することができちゃいます
様々な基本ソフトを仮想環境下で動かしたいなら、WindowsよりもLinuxディストリビューションの方が遥かに管理しやすくて、その分のハードルが大きく下がるため、様々な基本ソフトを仮想環境下で動かしたい方は、Windowsを選ぶのではなく、Linuxディストリビューションを選ぶのが良いです。これは執筆者の経験談に基づくため、個人差があることをご了承ください
今回の投稿を振り返ります
WindowsとLinuxという二つの主要なOSについて、コスト推移、特性、そしてユーザーの利用目的に応じた最適な選択肢を多角的に考察した結果、Windowsにおける「コストの捉え方」の変遷が見えてきました
Windows 10から11にかけてライセンス価格が上昇傾向にあり、ハードウェア要件も厳格化している現状を、単なる出費の増加としてではなく「トラブル解決にかかる時間を買うための投資」として考えるのが正しいと思います
5年間の利用を想定すれば月額数百円程度のサブスクリプションと同等であることから、メイン機としての安定性を重視するユーザーにとって、Windowsを選ぶ正当な根拠になります
一方で、Linuxディストリビューション(Ubuntu)の場合、単に「無料であること」以上の価値があります。とくにUbuntu Proの無償枠を活用した長期サポートの可能性や、古いハードウェアを蘇らせる軽量性は、資源の有効活用という面で大きな魅力であることは、確かな事実と言えます
また、執筆者の実体験に基づく「仮想環境の構築と削除の容易さ」という技術的な利点は、システムを汚さずに試行錯誤したい開発者や学習者にとって、LinuxディストリビューションがWindows以上に「自由で管理しやすい土壌」がLinuxディストリビューションであれば整っています
最終的に「仕事やメイン機にはWindows、実験や旧機の延命にはLinuxディストリビューション」という使い分けは、経済合理性と利便性のバランスが取れた極めて現実と言えます
OSの選択を単なる好みの問題ではなく、自身の「時間」を優先するのか、あるいは「知識と自由」を追求するのかという、ライフスタイルや価値観に紐付けた結論となっています
自身の環境と経済状況を冷静に見極めて即座に判断すべきであることは、情報過多な現代において、主体的に技術を選択することの重要性を改めて気づくのではないでしょうか
今回は、自作パソコンをインストールする【基本ソフト】について考えていきました
「仕事やメイン機にはWindows、実験や旧機の延命にはLinuxディストリビューション」という使い分けは、ゲーミングパソコンも同じことが言えます
「ゲームも生配信も動画編集をバリバリこなしたいならWindows、画像編集も文章作成もブラウジングをこなしたいならLinuxディストリビューション」と考えて使い分けると、WindowsにするべきかLinuxディストリビューションにするべきかで、最終的な読者自身の最終結論に至りやすいのではないでしょうか
執筆者自身は元々、Windows95の時代からWindowsを使い続けた身でしたが、2000年代に入ってから、そこまでWindowsをこだわる必要がない環境に社会が変わりつつあると実感し、WindowsとLinuxディストリビューションの二刀流とする使い手となりました
どれも良し悪しがあるため、今回の投稿を読んで結論を出すのではなく、第三者の意見をインターネットではなく現実世界でも質問して聞くことが大事です
この投稿を通じて、Windowsがいいのか。Linuxディストリビューションがいいのかの考えを深めるきっかけになれば嬉しいです
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました










