利下げがあった時の株価を調べてみた

最近、Crypto_Shogunさんの紹介していた本を買って金融の勉強をしております

そしてちょうど今アメリカでは「利下げ！利下げ！」と話題になっていて

今後の金融政策の動向に、クリプト界隈も注目をしているようなんですが

過去、利下げした時に景気はどうなったのか？

これをあらかじめ知っておくのは必要なことですよね、きっと

ということで

我々はその謎を解き明かすべくジャングルの奥地へと向かった・・・

まずここでアメリカの政策金利の推移を確認しました

2000年までのデータしか無くサンプルは多くないですが

あんまり古い情報持ってきてもしょうがないかもしれないんで、これでいきます

このチャートから読み取れるのは

・2001年1月に6.5%→5.5%へ利下げ、その後段階的に利下げ

・2007年9月に5.25%→4.75%へ利下げ、その後段階的に利下げ

この2回の利下げを始めたタイミングが確認出来ます

では、当時の株価がどうなったのかS&P500のチャートを見てみましょう

使わせてもらうのはTrading Viewさんです

読み取れるのは

・2000年に入ってから株価の上昇は鈍化し、2000年10月から下降トレンドへ

※2001年1月に利下げ

・2007年6月から株価の上昇は鈍化し、2007年11月から下降トレンドへ

※2007年9月に利下げ

2000年以降2度あった利下げは、S&P500がピークを付けた付近で行われています

そもそも利下げというのは、お金を借りやすくして景気を良くしてあげよう

というもののようなのでこういったデータになるのは納得出来るところがありますね

そして今また、利下げが行われようとしています

今回も利下げが株価のピークになるのか

今後の景気動向指数や発表を気にしながら見ていくことにします