日本を代表する企業SONY
考えてみると何を売っている会社なのか、よく知らない
なんか機械系?Xperia使ってるし、あれってSONYでしょ?
その程度
SONYのように大きな企業が、今どんな未来を見ているのか調べれば
これからの投資にも役立てるかなと思い記事にまとめてみます
まずは、今何を売っているのかを見てみましょう
・ゲーム&ネットワークシステム
・音楽
・映画
・エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション
・イメージング&センシング・ソリューション
・金融
SONYの手掛ける事業は上の六つに分類されていました
一つずつ内容と業績を確認します
ここにはPS4やPSN(プレイステーションネットワーク)、SIE(ソニーインタラクティブエンタテインメント)の売上が含まれており
現在のSONYにおける稼ぎ頭です
SIEが販売しているソフトだけでも
コールオブデューティー
ゴッドオブウォー
グランツーリスモ等々
メジャーなタイトルが並びます
販売台数1億台を越え売れ行き好調なPS4と、それに伴うPSNの成長により
売上・利益、共に毎年増加しています
ここにはソニーミュージックが含まれますが
ミュージシャンだけではなく、俳優や声優も所属しているようです
ゲーム&ネットワークシステムと比べればゆっくりですが
こちらも成長を続けています
年会費制や月額制のファンクラブも運営しているんですね
売上は伸びておらず利益もほとんど出ていません
一番の売りはスパイダーマンのようです
スマートフォン
テレビ
オーディオ
カメラ
映像と音にこだわりを持つSONYの技術がこの分野に使われています
SONYという社名もソニック(音)が由来だったりしますね
売上高は2兆円を超える大きなものですが
いまいち成長しているとは言えないようです
CMOSイメージセンサーの開発・販売がこの分野です
CMOSイメージセンサーは、電子の眼とも呼ばれており
例えばスマートフォンのカメラ、ノートパソコンのカメラ、ドローンのカメラなど
映像を取り込む能力を持ちます
2016年は赤字になっていましたが
2017年から大きく利益を伸ばしており、これからのSONYを支える成長事業となりそうです
ソニーフィナンシャルグループとその傘下会社がここに含まれます
ソニー損保のCMをよく見ますね
売上という業種でもないようなので、利益だけグラフにしました
安定した収益源になっているようです
SONYが手掛ける六つの事業と業績について現在の状況を確認しました
次は、未来について考えます
今回は
ゲーム&ネットワークシステムとイメージング&センシング・ソリューションの2分野
理由は発展性が大きそうだからです
世界中で購入されている大ヒット商品PS4
その後継機であるPS5が2020年の年末に発売されます
PS4よりも更に高性能になって、ゲームだけをさせるのは勿体ない
音楽や映画といったコンテンツもPSNを通せば提供出来ます
ゲーム用の機械という枠を超えて
家庭におけるエンターテインメントの中心になる存在、そういった方向にこれからも成長させていくんじゃないかと思っています
ゲームはしないけどPSは家にあるよ、という未来もあり得るのかもしれません
懸念されるのは、クラウドゲーミングの発展です
高価なゲーム機を買わなくてもパソコンやスマホさえあれば色々なゲームが遊べるというもので
2019年11月からGoogleのStadia
ソフトバンクもGeForce Nowを始めるとしており
他にも多数の会社が参戦してきます
SONYもPS Nowというクラドゲームサービスを持っていますが、競争は激しくなりそうです
需要はこれからも増えていくと考えます
車に搭載して運転アシストに利用することが出来るなら
将来的には自動運転のカメラにも使えるでしょう
無人レジで商品を読み取るのにも良さそうだし
工場で人が行っていた作業も任せられるかもしれません
2019年の営業方針では、設備投資の中心をイメージセンサーとしており
生産体制の強化を続けると宣言しています
これからのSONYは
プレイステーションというサービスを使ってゲームだけではなく
エンターテインメント全般を提供する軸と
イメージセンサーを生産し、機械のセンサー化
IoTを進める会社という軸
この二つを担っていくのではないかと思います
最後に株価チャートを見ると
2013年を底にして現在は上昇基調
PS4の発売が2013年11月なので、原因の一つでしょう
全体での営業利益も伸びています
CMOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサーがスマートフォン向けなどで伸び、20年3月期の通期予想を上方修正した。ゲームや音楽などの安定した収益に半導体の成長が加わり、景気が減速するなかでも稼げるようになってきた。
個人的にはPS5をめちゃくちゃ楽しみにしているので
SONYにはもっともっと頑張ってもらいたいと思っています(・∀・)