皆さん、こんにちは。64です。
今日久しぶりにALIS確認してみると、自分が過去に書いたファミコンの記事が
なぜかテクノロジータグの人気記事に入っていました。
ということで、今回の懐・古・趣・味はファミコンとテレビが合体したシャープの
「ファミコンテレビC1(マイコンピュータテレビC1)」です。
ファミコンテレビという名前の通り、ファミコンとテレビが合体したテレビです。
テレビとビデオが合体したテレビデオみたいなものですね。
どうやら現在では標準機能となっているリモコン機能はついてなかったみたいです。
時代ですね....
任天堂との共同開発によるもので、ファミリーコンピュータを内蔵している。ファミリーコンピュータとはコンポジットビデオ経由ではなくRGB接続されており、画質が鮮明だった。そのため、当時のファミコン雑誌の画面写真にはよく使用されており、本機種が生産中止になった際は流通在庫を求めて編集者が秋葉原を探し回ったという都市伝説がある。
ちゃんと任天堂と共同開発したものだったんですね!
しかも本家はコンポジットビデオ接続で、こっちはRGB接続なので、
本家を上回ってしまうという....
当時のCMを発見しました。
このCMで「算数もできる」とこの黄色いキャラクターが言っていますが、
それはこのファミコンテレビC1に付属していた「ドンキーコングJR.の算数遊び」の
ことだと思われます。
計算が速くできても、キャラクターの操作が下手くそじゃ勝てない!
という楽しく算数を学ぶことができるゲームです。
もう一つ付属していたのは、「ドンキーコングJR.」
有名なゲームですが、1面と4面のみという今で言う体験版みたいなものが付属していました。
また、内蔵ソフトとして「JR GRAPHIC」というドット絵を描くソフトと「TV NOTE」というメモ機能のソフトが入っていました。
任天堂とシャープはかなり昔から色々なゲームの共同開発をしていて、
例えば、ゲームボーイの液晶はシャープ製だったり、
任天堂初の携帯ゲーム機である「ゲーム・ウオッチ」のマイコンや液晶はシャープ製です。
共同開発してる影響かわかりませんが、本家のファミコンのCMにもシャープのテレビが使われているのがわかります。