皆さんこんにちは。64です。
今回の懐・古・趣・味は東芝が開発・販売していた「モバイルディスク」についてです。
この「モバイルディスク」は名前の通り、持ち運びが可能なハードディスクディスクでした。このモバイルディスクが開発・販売されたのは2000年前後で、前回紹介した「フロッピーディスク」がまだまだ現役だった時代でした。
フロッピーディスクの欠点は「容量が少ない」という点。これを解決したのが今回紹介する東芝が開発した「モバイルディスク」です。
PCカードTypeII(16bit接続)の寸法に1.8インチHDDを組み込んだ製品である。当初2GBの製品が登場し、コンパクトフラッシュサイズのマイクロドライブに比べると、当初は容量の面で上回っていました。またHDDだったので大容量で安価だったに加えて頻繁に書き換える用途には適していました。
2001年には5GBの製品が販売されていました。
そんなモバイルディスクにも欠点がありました。一つは消費電力が大きいということ。そのためノートパソコンなどで使用するとバッテリーを早く消費してしまうので、この欠点は非常に大きいものでした。もう一つは衝撃に弱いという点。持ち運びすることを想定して作られているのに衝撃に弱かったらそれはダメですよね....
最終的にはメモリーカードの大容量化・高速化・価格低下によって、製品は2001年に販売された5GBモデル以降続きませんでした。
今回の懐・古・趣・味はモバイルディスクについてでした。HDDを小型化して持ち運びできるようにするなんてすごい技術が2000年で既にあったのが驚きでした。
今現在でもあったらいいですねこんな製品.....
今現在はポータブルハードディスクとして売られているみたいです。(ちょっとサイズとかは異なるけど)
20年後の世界で各社が製造し始めた製品を20年前の地点で作っていた東芝はすごい企業ですね!そんな東芝さんにはこれからも頑張ってほしいです!