もし現代でマツダが自社生産の「キャロル」を製造したら

今回は過去にマツダ自社生産の軽自動車として販売され、現在はOEM車となっている「キャロル」が軽自動車が人気となっている現代で自社生産したらどうなのかという話をしたいと思います。(空想の話だからあんまり批判しないでね)

「オートザム店」が存在していた当時、チャネル基幹車種として販売されていたのは「キャロル」という車でした。エンジンはスズキ製、プラットフォームもスズキ製、それ以外はマツダの独自デザインで開発された車でした。

当時丸くファンシーなスタイルが支持されたみたいで、確かにかわいい感じの車で、今でも売れそうな車なのでこれに近い感じで開発してみたら、売れるだろうなと思いました。

が！

これは当時のトレンドであり、現在のトレンドではありません。

ということで2020年11月の軽四輪車の販売台数ランキングを見てみました。

1位が「ホンダ・N-BOX」、2位が「スズキ・スペーシア」、3位が「ダイハツ・タント」という結果。ここから見てわかるのは、

・室内が広い軽自動車の方が売れる。

・実用性がある軽自動車の方が売れる。

ということです。

キャロルに近い感じの軽自動車を見てみると、第8位に「ダイハツ・ミラ」、第9位に「スズキ・アルト」が載っています。考えられるのはミラとアルトは販売年数が長く、多くのユーザーを持っていて、それで支持されているということ。

では、どのような「キャロル」なら売れるか？

高級感を出すと売れると思います。

例えば先日発表された日産の「ノート」は前のモデルに比べて高級感が向上したことが評価されました。これはコンパクトカーの話なので少し事情は異なりますが、軽自動車のチープな内装があまり好きではない人もいるはずです。

安い維持費でありながら、高級感のある車に乗る。

そんな感じの車だといいですね......

もしくは2代目キャロルのようなファンシーな感じだといいと思います。

今、あんまりこんな感じの軽自動車ないですからねぇ.....

まず軽自動車の生産ってあんまり儲からないから可能性は0だろうな....

もし本当に出てきちゃったら乗ってみたいです！