皆さん、こんにちは。Rocuyonです。
今回の懐・古・趣・味は「J-NAVI」というサービスについてです。
現在の携帯電話のMNO事業者は「au」「docomo」「softbank」「rakuten」の4社ですが、約20年前には多くの事業者が存在しました。
Jフォンはそんな多くの事業者が存在した時代に先進的なサービスを提供していたことが特徴的な事業者でした。その一つが「J-Navi」です。
現在の主流であるGoogleマップではGPSを利用したサービスとなっていますが、当時のこのサービスもGPSを利用したサービスとなっていました。
ただ現在と違うのはスクロールが有料のサービスであるということ。
大事なことなのでもう一度言います。有料のサービスでした。
ちなみに1つの地図情報につき20円かかるサービスでした。
ただ地図の縮小や拡大は無料でできたので、当時としては使えるサービスだったのかもしれないですね。
2002年には、ジョルダンの「乗換機能」と連動する形で、乗り換え案内の機能も追加され、ドアtoドアのアプリケーションが可能となりました。
この機能は現在の地図情報システムにも通じるところがありますね。
今回は「J-Navi」を紹介しましたが、3G全盛期にはauやドコモなども同じようなサービスを提供していました。今回の「J-Navi」は現在の「Googleマップ」などにもある機能が装備してあり、「先進的なサービス」と言えるものでした。
当時の環境的な問題があり、一部サービスが有料だったのが残念なサービスですが、当時の人々からすると「近未来」を感じられるサービスだったのでしょうね。
それと共に同じようなサービスが無料で使えるようになったのは時代の進歩だと言えます。今回の「懐・古・趣・味」は「J-Navi」でした。
①"J-フォン、出先の周辺情報を提供する「ロコガイド」開始".ITmedia.2003/02/26(参照:2022/11/07)
②"J-Navi【じぇいなび】".ITmedia.2001/08/27(参照:2022/11/13)
③"J-フォン、J-Naviに乗換案内連動でドアtoドアのサービスに".ケータイWatch.2002/03/01(参照:2022/11/13)