J1リーグ第27節が10/4〜6に行なわれました。
サッカーJ1湘南の曺貴裁(チョウキジェ)監督(50)が、選手やチームスタッフに対してパワーハラスメントを繰り返していた疑いが持たれている問題で、Jリーグは4日、調査結果を発表し、スタッフと選手に対するパワハラ行為があったと認定しました。曺貴裁監督に対し、譴責(けんせき)と公式試合5試合の出場資格停止の処分を科したと発表し、クラブに対しても、譴責と制裁金200万円の処分としました。曺貴裁監督は現在、活動を自粛しており、その期間の5試合をもって制裁を科したものとするという。
つまり、次戦からは指揮再開可能ということになります。ただ、曺貴裁は厳しい指導スタイルで知られ、また、その指導スタイルには多くの選手が賞賛するのも事実。昨年には念願のタイトルも獲得しました。パワハラと厳しい指導の線引きは難しいところがありますが、Jでも唯一無二のチームスタイルを作り上げた監督という実績は消えません。今後の「湘南スタイル」がどうなっていくのか行く末を見守っていきたいと思います。
さて、試合結果と順位表です。
<試合結果>
G大阪 5 - 0 札幌
仙台 0 - 1 松本
磐田 0 - 2 横浜FM
名古屋 1 - 1 大分
鳥栖 2 - 1 FC東京
広島 6 - 2 神戸
C大阪 0 - 1 鹿島
浦和 2 - 1 清水
湘南 0 - 5 川崎F
ついに、、というか確実に、とういうか鹿島が首位を奪取しました。後半からジワジワと勝ち点を積み上げて、残り6節の時点で首位の座につきました。とはいえ上位4チームの勝ち点はわずか。今後の対戦相手により優位不利はあるかと思いますが、ラグビーの影響でホームを利用できない東京が失速してきた感があります。(あ。日産もか)
また、先週も含めて、大味な試合が増えている気がします。こういう時は守備が良いチームが残っていくのが定石。横浜・川崎・C大阪は注目に値するかも知れません。
今日はなでしこサッカー女子に注目してみたいと思います。国際親善試合が6日、静岡市のIAIスタジアム日本平で行われ、国際連盟(FIFA)ランキング10位の日本代表(なでしこジャパン)が7位のカナダ代表に4-0で快勝しました。なでしこは16強に終わった今年のワールドカップ(W杯)フランス大会後の初戦。対戦成績は日本の7勝3分け4敗となりました。(いつの間にか順位が結構落ちてたんですね。。。)
日本は前半6分に中島の右クロスに岩渕(ともにINAC神戸)が合わせて先制しました。後半は20分に途中出場の籾木がこぼれ球を押し込み、27分に長谷川(ともに日テレ)が加点。組織的守備でカナダを無得点に抑えました。ようやく若い世代が台頭してきて、またぜひ世界の頂点に!!
<了>