1いいね当たりの配布ALISがあなたも減ってませんか?
という問いかけ、
だとしたら、そのロジックは?
減った分はどこに回っているのか?
についての仮説はこれに書きました。
今日は、1いいねによる配布ALISが減っているのと、高投げ銭がけっこうある今、
結果的には何が起こっているのかの一側面を考察してみる。
現在、投げ銭ランキングで目立つ金銀銅までに入っているのは、何百という投げ銭をもらっている記事が多い。
しかし、(販売用やビジネス用投げ銭記事以外では)今までにはあまり見られなかった現象がそこに起こっているとは言えないだろうか。
それはランキングするために要した投げ銭の1割(以前ならバーン、今ならプールした分)が、ランキングしたことで(余計に)付いたいいねでは、回収できないことが多いということだ。
たとえば500の投げ銭を得たことでランキングし、ランキングしたことで20のいいねが増えたと仮定してみる。
しかし、その20のいいねが、1いいねあたり2ALISしかないとすると、ランキングしたことによって増えた獲得ALISは、40ALISということになる。
一方、500ALISの投げ銭でプールに回ったALISは50ALISということになる。
つまり、50ALISがプールされた代わりに40ALISが(余計に)配布されたことになる。
もちろん、500ALISは皆の気持ちだし、500ALISがいただけたことにはかわりはないのだから、投げ銭がないよりはずっといいということはできる。
しかし、投げ銭ランキングの機能ということに絞ってみるなら、
投げ銭により、ランキングさせることで、より多くの配布ALISを得るという観点に絞ると、赤字ということになる。
先ほどの例なら10ALISの赤字だ。
自然に集まった投げ銭なら別にそれでも問題なしだが、
投げ返しビジネス(その場合、ビジネスフィーがあるから記事執筆者にしてみればさらに赤字)や、(密約または自然な気持ちによる)相互投げ銭や、依頼投げ銭や、自分の推しのためにあえてランキングを狙って行った大量投げ銭なら、プールのために喪った投げ銭の分すらランキングによって相手は回収できていない。
それどころか、その考え方で行くと赤字なわけだ。
もちろん読んでくれた人が増えたかもしれないという意味では、ランキングの意味は、いいね増加による配布ALIS増加の件だけではない。
しかし、投げ銭ランキングすれば、投げ銭以上に配布ALISが回収できるという考えに基づくランキング狙い投げ銭は、非常に成立しくくなったことは確かだ。
その先でもっと話を進めれば、記事によってALISを稼ぎたい人は、いいねで稼ぐにはよほどの大量いいねを集めなければならない。
1いいねの配布ALISが、それだけとても少なくなっているからだ。
僕の観察では、ほんの数名がこの状況下ですら、それを実現している。
1いいねの配布ALISがいくら少なくなろうと、最終的には塵も積もれば・・・・である。
いいねを大量にもらえば、相当のALISが配布される。
記事単位でそれを実現しているのはほんの数名に見える。
僕の場合は少し違うが、大量の記事アップによる合計いいねの数で、塵も積もれば・・・を曲がりなりにも実現している方かもしれない。
しかし、配布ALISで稼ぐのは、とにかく以前よりとても大変だ。
ランキングには関係なく(ランキングのことは忘れても)、とにかく投げ銭をたくさんもらっている人が日々の獲得ALISが多い人の上位に並んでいると思う。
(もちろん、その両方を実現している一握りの人たちは、なおさらのこと。)
今後、総人数が増えれば増えるほど、
(一日配布が2000ALISというのが変更しない限り、)
記事執筆者は投げ銭でALISを獲得することが重要であるという傾向は強くなるのではないだろうか。
つまり、ALISは毎日2000ALISの配布をこれまで2年くらい?続けてきたことにより、
既にかなり出回っている。
両替がほぼほぼ不可能な状態の中、それはALISとしてグルグル回っている。
そのグルグル回っているALISで経済圏を作っていくという局面が、
いいねでALISが配布されますよーーーという局面より重要になっていくということかもしれない。
記事執筆の原理においても、古物商を初めとする商品やサービスの流通においても、既に出回っているALISの循環ということが、これからは、さらに大事になっていくのだと思う。
(考えながら書いたので、やや組み立てがくにゃくにゃ。)