工ントランスにちょっとした段があるだけで車椅子ユーザーはその店を避ける場合が多い。初めからそこが目的だったのであれば、人の助けを得てでも入るが、どこかでお昼ご飯でも…と探している時なら、エントランスに段のある店はわざわざ選ばない。
ところが、エントランスに段のある飲食店などは意外に多いのである。殆どの場合は必要というよリもデザインの問題である。だが、そのせいでけっこう多くの客を逃していることに気づいているのだろうか。
札幌の街でおもしろいことに気がついた。工ントランスに段のない飲食店はある種類に偏っていたのである。
ラーメン屋である。ラーメン 屋の工ントランスには段がない場合が多いのはどういう理由であろうか?水で流して床を掃除するときの掃き出しの都合なのか?それとも、いわゆる「敷居が低い」 ということなのか?
段のある店が行きつけの店になると「エントランスに着いたら電話してください」 とカードを渡される。電話するとスタッフが出て来て上がるのを手伝ってくれる。
若いときはよく行ったクラプ(踊るためのもの)だが、 せっかく工レべーターで工ントランスに着いてもそこから階段でダンスフロアに下りる構造が多いのは何故だろうか。今でも、お気に入りの DJが出演するときなど、 その構造に阻まれて行けないことがあって残念である。