仙腸関節の動きは制限され、1mm以下のわずかな関連運動のみが可能である
仙骨の前屈時に仙結節靭帯が緊張し、後屈時に長後仙腸靭帯が緊張してこれらの動きを制限している
仙腸関節の痛みは比較的はっきりした痛みを訴えることが多く、ワンフィンガーテストで上後腸骨棘周囲2㎝以内を示したら第一に仙腸関節由来の痛みを疑うべき
先行研究の結果では、この部位を示す例の85%が仙腸関節の痛みであった
座位時の疼痛領域はPSISや座骨結節であることが多い