どうもこんにちは。
最近私「闇金ウシジマくん」のドラマにハマって、GWにドラマと映画を一気見しました。
漫画のことも前から存在は知ってたんだけど、絵があまり好きになれなくて読んだことなかったんですよね。
でもドラマもあることに気付いて、しかも山田孝之さんだし(かっこいい、イケメン)、これ見るしかないでしょと思って見始めたら結局全シリーズ一気に見終わってしまいました。
闇金ウシジマくんでは、闇金にお金を借りに来る色んな人が登場します。
・パチンコやギャンブルにハマってお金を借りる人
・ホストやホステスに貢ぐためにお金を借りる人
・ブランド買いを辞められずにお金を借りる人
少し極端な例が多いのかな?と思ったりしましたが、結構リアルな話らしく、人間の欲がモロに出てる感じですね。
それでこのドラマの中ではホストやホステス、風俗に貢ぐために借金を重ねる男女も度々出てきます。
実際風俗で働く女性の中にはホスト通いしている人も多いという話も聞いたことあるし、結構現実に闇が深いんだろうな〜と思ったりします。
ところで、みけさんが過去の恋愛黒歴史を書いているのを見て、確かに人の恋愛黒歴史って面白い!
そう思ったので私も過去の恋愛黒歴史を少し書いてみます。
まぁ恋愛と言うにはちょっと違うかもしれないんだけど、わたしも実は大学生の頃に一度だけホストクラブに行ってみたことがあります。
大学入りたての20歳くらいの頃で、まだまだ世の中を知らない初々しい頃ですね。
当時はそこまで恋愛経験がなかったのもあり、結構自分の中では恋愛暗黒時代で、黒歴史も色々あります…。
夕方くらいに、とある繁華街近くの大通りでキャッチされました。
ナンパかと思ってスルーしようとしたけど、ピュアな当時はちょっと押しに弱かったし、その人超イケメンだったし、「初回は3000円で飲み放題だから!」と聞いて「え、それなら居酒屋より安くない?」と興味が沸いて話を聞いちゃいました。
でもなんだかんだ冷静だったので、
実際行ったらめっちゃ高額請求されるとかあり得るかもしれない…
罠かもしれない…
知らない人について行っちゃいけないって小学校で習ったし…
と考えた結果「また今度ね」と言って断りました。
しかし「とりあえずアドレスだけ教えて!」と懇願されてなんかアドレスだけ教えてしまいました。笑
当時かなり押しに弱かった。
まぁ返事しなければいっかーくらいに軽く考えてました。
翌日「可愛いから声かけちゃったーてへぺろ」みたいなメールが来て、ちょうど当時大好きだった彼氏に振られたばかりだったのでちょっと嬉しくなります。
ちなみにこの当時ホストについては「なんかよく分かんないけど行ったらやばいところ」くらいの認識でした。
で、なんやかんやメールのやり取りを始めてしまい、「お店には誘わないからお茶かご飯行かない?」と誘われて、
うーん、昼間のお茶くらいなら良いかなぁ(かっこよかったし)と思い、
「〇〇の近くだったらいいよ!」と言って人通りの多い日中の喫茶店でホストくんとお茶することに。笑
今思ってもなかなかチャレンジングなことしてるなぁ自分。
で、結局その日は普通にお茶して雑談しました。
ホスト「学生なの?何の学校行ってるの?」
私「うん、看護の専門学校行ってる」(嘘)
あんまり自分の素性を明かしたくなかったから、自分の設定は”看護学校の2年生”でした。
ホスト「へぇ看護師とかめっちゃいいじゃん!」
私「うん、でもまだ学生だから看護師じゃないよ。」
ホスト「彼氏いるの?」
私「ううん、いない。最近振られたから。」
ホスト「マジで?じゃあ俺と付き合ってよ!めっちゃタイプなんだよね!」
えぇぇぇまだ30分くらいしか喋ってないのに展開早くない???Σ(・□・;)
と、初々しい当時の私はびっくりします。
色恋営業とか、そういうのもよく分かってなかった。
でも見れば見るほどイケメンでした。
私「えっまだ会ったばっかじゃん」
ホスト「いや、マジで可愛いなって思ったし、雰囲気とかすげータイプなんだもん!」
私「えーいきなり付き合うのとか無理でしょ」
ホスト「じゃあさ、普通に今度飲みに行こうよ!」
と、その日は普通にお茶して帰ったんだけど後日飲みのお誘いが来ます。
昼間のお茶くらいならまだしも、道で会った知らない人とお酒飲むのはちょっと怖くなりました。(睡眠薬とか入れられたらどうしようとかドラマみたいなこと考える)
かっこよかったけど。
で、なんとなくそこからインターネットという近代ツールを活用して
「ホストについて」
調べ始めました。
そこで私は「色恋営業」という言葉を知り、「うわ、まさにこれじゃん」と勝手に自分の中で納得します。
最初はなんで私みたいなお金のなさそうな学生相手にするんだろうと思ったけど、ウシジマくんも言ってる通り、
これですね、きっと。
なんかこの時に調べながら「枕営業」とか「アフター」「同伴」みたいな業界用語を勉強しました。
純粋だった私はこんな世界があるんだな〜と、自分の中では社会勉強になりました。
それで調べてたら、どこのホストクラブも初回は大体数千円で飲み放題とからしく、「初回荒し」と呼ばれるような人もいるらしい。(特定のホストクラブに行かず、初回で色んなところを渡り歩くことらしい)
私にお金遣わせたいなら変なことはされないだろうと思ったので、興味本位で初回だけお店に行ってみることにします。
……と言いつつホストにハマる人は沢山いるみたいなので、よい子は真似しない方が良いと思います。
今の世の中物騒だしね。
で、結局怖い物見たさでそこのホストクラブの初回だけ行きました。
初回で行くと色んなホストくんが順番に挨拶来てくれました。
ちなみに私を誘ってきたイケメンホストくんはまだ入って数ヶ月の新人だったみたいなんだけど、そのお店のNo.1のホストくんもテーブルに挨拶に来てくれました。
No.1「あいつに誘われてきたんだよね?かっこいいよね〜俺もあんな風になりたいもん〜」
No.1くんもかっこよかったけど、確かに超イケメンというよりは雰囲気でイケメンオーラ出してる感じの盛り上げ上手な子だったなぁ。
なんか煌びやかで、みんなが自分のために盛り上げてくれる気がして、ちょっとお姫様気分なので、楽しくなっちゃうんだろうなぁという感じ。
自分は飲み過ぎると寝ちゃうタイプなので、1〜2杯だけ飲み放題のカクテル飲みつつ、その日は特に何もなく、平和に帰りました。
で、結局ホストくんからは翌日に「来てくれてありがとう〜やっぱり〇〇ちゃんに付き合ってほしいなぁ〜てへぺろ」みたいなメールが来て、しばらくメールのやり取りをしました。
以降はお店には行かなかったけど、「お店来なくていいから飲もうよ!」って言われて、なんとこのホストくんと2回くらい二人で飲みにも行きました。(ちなみにこれは彼の奢り)
少し警戒してたので、お店は私が決めるから!
と言って駅近くで人通りの多い場所の居酒屋を選んで指定して行きました。
でもこうして先行投資して最終的にはお店に来させようとかするのが目的なのかなぁと思ってたし、お店でお金使わせるのが目的なら余程変なことはされないだろうなと思ってたのもありますね〜。
ただ睡眠薬入れられたらどうしようとかまだ考えてたので、お店ではトイレに行きたくても行けなかった思い出です。(自己防衛本能)
今思えば危険すぎるんだけど、なんか当時はドキドキ感で結構楽しかった…笑
「〇〇ちゃんは特別だからさ!ほんとに付き合ってほしいんだよ!」
とか言われて、あぁこれが色恋ってやつなのか…と思いつつもピュアな当時の私は悪い気はしてなかった気がします。
どうせ皆に営業で言ってるんだろうなぁと分かっていながらも、でももしかして本当に…?
とか思いたくなっちゃう感じがするんですよ。笑
ただ、この頃から、
「またお店に来て欲しいなぁ」
「彼女が風俗で働くのは嫌だけどキャバくらいならやってくれてもいいと思うんだよね〜」
と営業色が徐々に出てきてた気がします。
2回目に飲んでた時になんとなくホテルに誘われそうになって、冷静にお断りして帰りました。
で、この頃からはさすがにあんまり深入りしない方が良いかなと思い始めてたので、ホストくんからのメールはスルーするようになりました。
そこからしばらく連絡なかったんだけど、1週間くらい経った頃に突然彼から電話がかかってきます。
迷ったところ、電話だけなら良いかと思い一応電話に出てみます。
ホスト「〇〇ちゃん、最近返事くれないじゃん、忙しかった?」
私「うーん、実習とか忙しくて…」(嘘)
ホスト「頼みがあるんだけど…金貸してくんね?」
私「え?なんで?」
ホスト「車ぶつけちゃって…100万くらい」
私「え、無理。」
ホスト「いくら出せる?」
私「いや、なんで私がお金貸すの?1万でも無理。」
ホストについて調べた時に、
「色んな方法でお金を取ろうとするから気をつけなさい」って見てたので、
「これか!」って思いました。
さすがにもうこれ以上関わるのは終わりにしようと思い、以降は着信もメールも拒否設定したので連絡も来なくなりました。
これ以来はホストには行ったことはないし、行くつもりもなかったですね( ˘ω˘)
めでたしめでたし。
今になってふり返って書いてるから割と冷静にあしらってるように見えるかもしれないですが、当時のピュアな20歳の頃は結構ドキドキしました(*・ω・*)
今となってはもう笑い話のネタなんですけど…笑
営業トークって分かってて聞いてても、
かっこいいし、なんか話も盛り上げてくれて楽しませてくれるし…キュン♡、て感じですねw
「〇〇ちゃんは特別」とか言われると、みんなに言ってるのかな思いつつ、ちょっとドキっとしちゃうんだよね。
後から知ったけど、「振られたばかりの女性」とかは良いカモらしいです。
それと私はそんなに派手な見た目じゃなかったと思うんだけど、当時はメンズに「隙だらけ」「3日で落とせそうw」とかよく言われてからかわれたので、そんなに引っかかりそうなオーラが出てたのかなぁ…。
初回は安いし、行ったことない人は経験としては面白いかな〜と思ったりもします。
でも、私はもう初回だろうと行かないですね。(勿論結婚してるのもあるけど)
学生の頃はどうせホストに通う財力ないしと思って興味で行けたけど、今行ったらその気になれば通える財力があるから逆に怖いよね…笑笑
自分はハマることはないと思ってるけど、誰もが最初はそう思って初回行ってるんだと思うしね( ˘ω˘)
よくホストは「夢を売る仕事」と言われるみたいで、
ウシジマくんのドラマシーズン2の最後に元ホストの隼人が諸々で集めた大金を手にして、ホスト時代の太客の女性の一人に電話をします。
「これで一緒に普通に暮らそうよ」
という言葉に対して女性が言い放ちます。
「普通の暮らしって何よ?ホストならちゃんと最後まで夢見させてよね(ガチャ)」
うーん、ホストに通う女性の心理って難しいんですね。
画像:「闇金ウシジマくん」より
おわりです。