昨日昔の同僚と飲んだ時に
『才能って、どうやって見つけるんだろうね』
という話になった。
よく、才能に関して『好きな事を見つけなさい』っていうアドバイスをしている事を見かけるんですが、昨日の議論の結論としては、好き嫌いと才能って、直接はリンクしてないんじゃないかなーって思うんですよね。
好き嫌いではなく、得意不得意なんじゃないかなと。
つまり、『それをやるのがとても好きで、尚且つ、とても得意である』というのも才能だし、
『やってて全然つまらないんだけれども、何だか知らないが他人には真似できないクオリティで出来てしまう』というのも、やはり才能なのではないかと。
そういう話ですね。
逆の話で、
だから世の中には、死ぬ程音楽が好きなのに全く目が出ないへたっぴバンドマンや、死ぬ程演劇が好きなのに全く売れない大根役者が沢山いる訳で。
(まあ才能と売れる売れないは別の話だけど)
整理すると、何かをやる事に対して、
①好き で 得意
②好き で 不得意
③嫌い で 得意
④嫌い で 不得意
という風に4象限に分けられるんですね。
で、先週40歳になって、つくづく思ったんですよ。
②の人生はもの哀しいし、
③の人生もつまらない、
④の人生はやっぱクソだな、と笑
結局、①の人生を生きる為にこそ、俺達は皆生まれてきたんじゃないか、と。
楽しく幸せに生きていきたい。
楽しく幸せに生きるには、自分の力を認められ、誰かに求められて、世の中で活躍できなければならない。
その為には何かのジャンルで他人より抜きん出た能力が必要である。
他人より抜きん出る為には、そのジャンルが好きで得意でなければならない。
だから、それを探す。死にものぐるいで。
そんな感じです。