
元占い師の酒井日香さん。かつて「当たる占い師」として人気を博し、雑誌「anan」「Hanako」などの占いコーナーも担当していた。
そんな酒井さんがある日突然、占い師を辞めた
。占い師をやっていて日々、疑問感じていた。
目次
占いに対して疑問
占い師が占い師になったきっかけは◯◯
本当の人助けとは?
人を助ける言葉と、人を助けない言葉がある。
占いに駆け込むよりやるべきこと
占いで、一時的に未来を変えたり事故を回避しても意味がない
人気コラム
私は、酒井さんが占い師を辞めた理由が書いてあったコラムを読んで、私自身、凄く占いに振り回されていた経験を思い出しました。占いって、結局意味がないという事に自分で納得した理由があって、それが酒井さんが占い師を辞める理由と全く同じだったのです。
そのことに気づけば、やっぱり、占い師自身も占いを辞めるだろうし、占いにハマっている客も我に返って、占い自体やめるのだと思いました。
大分、割愛して説明しますが、(詳細は、下記のコラムをお読み下さい。)以前、私が祐天寺にある創健堂という完全予約紹介制の整体院に通っていた頃が、まさに信者のようになり、院長の言うこと全てを鵜呑みにし、むしろ有難いお言葉だと思うほどでした。
誰でも、簡単に洗脳されます。ふとした出来事であったり、落ち込んでいたり、悩んでいるときに限って、ターゲットにされやすいのです。この記事を読んで、マインドコントロールや人間関係の切り離しなど、自分や自分の家族を守るために、詐欺や洗脳に対する対策して頂けたら幸いです。
院長が占いまがいな事をして、物事を言い下す宗教家のような整体師は、結局、占い師となんら変わりないという事。
その院長である田中氏は、客の潜在意識を読みとってそれを伝える(実際は、客の100%の潜在意識ではない、院長の強い思い込みとかなり偏った考え方によるアドバイス。)という事で、一回数千円から数万円を稼いでいる。
しかし、彼は、治療家として、1番やってはいけないことをあたり前にやっていたのです。気づいていないのか、意図的にやっているのかは、正直分かりませんが、そういうことを日常的にやっていれば、いずれ悪評が立つだろうし、彼が気づかないうちに、良い客ほど離れていき、次第に依存的な客が群がっていることに、何も違和感を感じないのかもしれない。
客自体は、増え続けていたら、自分は益々腕を上げているだとか、認められているんだ!役立っているんだ!と、自信から過信へと変わり、ただの自意識過剰な人間に実際なっている治療家もいる。
客の質が変わったことには、あまり気にしていない治療家も少なくないのだと思います。稼げたらなんでもOK、手段は選ばないといった、人として人間性を問われるようなことをしていても厭わないという自己中心的な人間もいる。
客が自分の助言に従わなければ、
『◯◯しなければ、絶対不幸になりますよ。』
『必ず失敗します。』
『無視をすれば、身体を壊します。』
『◯◯すれば、幸せになれます。』
こんな不安や恐怖を煽ったり、妙に幸せをちらつかせたりする人間を本当に人として、尊敬できるでしょうか?
まともな人間であれば、漠然とした不安や恐怖をあえて、与えるようなことは、普通しません。
占い師は、世界中どこにだっているし、その占いという歴史はかなり古い。時代は、変わってきたのに、【占い】というものが、進化していない。人間は、昔から悩みや困難があったときに、何かにすがりたくなったり、決断を委ねてしまうのは、人間は何も進歩していないのように思います。
占い師が占い師になったきっかけなど、プロフィールのページにだいたい同じようなことが書かれています。
それは、自分の能力(占い)を使って、人々を元気づけたい、悩みから救ってあげたい、など奉仕的な部分を書いている人がほとんどです。
そういう一見、人助けや人の為にと奉仕などをアピールする人に限って、実際は、【本当の人の為や人助け】の意味を理解していません。
むしろ、本来の【人間のあるべき姿】を占い師本人が全く理解していないのだと思います。
占いによって人生を切り開くって、一体なんなんだろうと思います。この時期は、タイミングが悪いからとか、この年が良いとか。結局は、統計に過ぎません。
生年月日や名前を伝え、『この生まれの人は、こうなる運命じゃないです。おかしいですねぇ。』こんな事を言う占い師もいる。
おかしいのは、占いの方。人生は、人それぞれ違って当然であり、統計や星回りがどうのこうので、あなたの運命が違う。って、占いが人生に合わせるもので、自分の人生を占い通りに合わせるものではない。
それは、相談者が自覚していないにも関わらず、指示、指摘をして、占い師側が決めてしまうこと。こうするべきとか、してはいけないなど。相談者の意思を無視した形で、伝えていないだろうか。こうした【答え】を言うことで、何が起きるかというと、相談者自身の意思や考えを封じ込めてしまうということ。
占い師は、相談者がやりたい事、向いている事、あるいは、失敗を恐れて、『◯◯するためには、どうやったら成功しますか?』など聞かれたとしても、占ってあげる必要はなくて、自分自身で見つけ出すということに目を向けさせるべきなのです。
常に、占い師のアドバイスがないと決められない、行動できないという人間に果たして、自分の人生を切り開く能力やバイタリティー、メンタリティはあるのか?と心配に思います。
結局は、相談者の【考える力が養われない】という状態になり、自分で考えて、決めて、行動する!といったごく当たり前の事ができなくなるワケです。むしろ、自分の決断や意思に自信が持てなくなり、まるで指示待ちの人間になるのです。
実際に、創健堂に通っていた客は、何か決める事がある度に、
『来週、田中先生に会うから、そのときOリングで、リーディングしてもらうね!だから、それまで返事待って!』
『絶対、失敗したくないし、やっぱり田中先生に決めてもらう!私もOリングはできるようにはなったけど、先生ほど正確じゃないから、自信がないし。』
こんなふうに、誰もが自己決定権を失っていくのです。以前、私もこっちサイドではありましたが、だんだん客観的に見るようになってから、この人たち、大丈夫?、バカなのかな?なんて、思うようになりました。
愛を持って、【伝えない】という選択肢も持ってほしいのです。
元人気占い師の酒井さんは、自分のことを自分で決められない人間に対して、凄く違和感や疑問を抱えていたそうです。15年間、占い師をやってしまったものの、結果的に、占いは人の為になっていないことに、ふと気づいたそうです。
酒井さんは、相談者に◯◯するためには、
『どうやったら成功しますか?』
『彼とどうやったら幸せな結婚ができますか?』
など聞かれた際に、内心は、『成功したいなら、こんな占いに来てる場合じゃないし、死ぬほど努力しろ!』など、苛立っていたそうです。占いに来る人をスリッパで、ひっぱ叩いてやりたい!と思っていたようです。
努力なしに成功しないことは、誰にだって分かることで、占いに来れば最短で成功するなんてことはない。占い師に、何かを言われたとしても、継続して実行できるメンタリティとバイタリティーがなければ、結果的に成功など一向にしない。
結局、みんな自分で決めて、行動するということには、変わりないことだから、わざわざ占いに来て、自分の方向性を決めたり、悩みを解消する場所に使う必要が全くないということ。
悩みや問題の解決は、占いが解消するんじゃなくて、どれだけその事実や問題に対して、自分が向き合うことができるかという、凄くシンプルな事です。
占い師に駆け込むより、実際自分のためになるのはコーチングやカウンセリングだと思います。
答えを聞き行くのではなくて、自分が見えていない部分や閉鎖的思考に対して、視野を広げたり、ボトルネックになっている問題に、目を向けて、不安要素を少しづつ取り除いていったり、コーチがサポートしてくれても、自分でステップアップすることで、小さな成功体験を自分で作ることに意味があります。
自分に自信が持てなければ、成功には程遠いということに、実感できれば、誰かに依存した生活から、自分を取り戻し、自分の軸で考えて、生きるといった、自分本来の姿を手に入れることができます。
コーチングで、大切にしていることは、取捨選択する力を養わせることです。コーチングにとって、気づきや自覚が最も重要視しているのは、それこそ、人間本来の自分の潜在能力を引き出すため、必要な要素だということです。
潜在意識は、ほとんどが無意識に感じている部分で、だけど潜在意識によって、健在意識が影響を受けていることが大半です。
自分は、本当はこうしたいとか、自分の本当の意思に、自分が近づきたいから、人間は、これって自分に合ってるコトなのな? など、不安に感じだり迷いが生まれるワケです。
潜在能力を最大限に活かしたいなら、自覚であったり、自分の意思を持つことからスタートしなければ、能力開花など無理だと思います。
自分が自分を1番信じられなければ、有言実行できないのです。
支柱推命、タロット、手相、姓名判断などは、統計的な見方をする一方で、サイキック、透視、霊視と、全てが見えてしまう人も実際にはいます。だからといって、統計学より100%当たる、見える占いが良い!なんて、そんな事を意気込んでいる人がいたら、言葉があれかもしれませんが、だいぶイタイ人だと思います。
占いの的中率がどうとか、そういうのは人生において不要なものです。むしろ、占いを軸に決めている方が結果的に、上手くいかなかったりする。どんな困難が起きようとも、覚悟を決めて、向き合う、乗り越えるがスタンスになければ、占い通りの自分が思い描く人生にすらまずならないでしょう。
人間は、この世に生まれて死ぬまでにミッションがあると言われています。宿命や運命など聞いたことがあると思います。人間にとって、困難は試練であり、それに伴い成長があります。失敗しないように生きることが、正しい人生の生き方というわけでもありません。
困難に立ち向かえたとき、必ず学びがあります。苦労が多い人生が全て無駄かというとそうではありません。もっと自分を客観的に見たときや分析した時に、自分に起こる不幸パターンにそろそろ気づいてもいいかもしれません。
ネガティブな思考であったり、結局、こういうシチュエーションで、毎回こうしているな。だから、失敗したのかな? など、もしかしたら、101回目で、悟るかもしれません。そのパターンから抜け出した時に、だからか!ってなれば、課題のクリアだと私は思っています。
一時的、事故やトラブルを避けても、やっぱり神様がいるとすれば、本人の力で、乗り切ってほしいんですよね。だから、結局、何度も何度も、トラブルが起きては、そろそろ自分で学んで!って、アラートしてくれているのかもしれません。
答えを知って、回避するんじゃなくて、こうしたら失敗したから、やめようとか、人間的に成長してほしいから、トラブルは付き物みたいな感覚で、アトラクションのようにむしろ楽しんでほしいです。
占いなしで、人生は切り開けます。是非、自分に自信を持ってチャレンジして下さい。
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