
今朝方、「1週間経過 ガチの物書きがALISで執筆したらどうなる?」という記事を投稿し、
その最後に、こんなことを書きました。
今晩あたり、この1週間で感じた「ALISが早々に解決しておくべきだろう課題点」について、少し切り込んだ話をお届けできればと思います。
いわゆる「ヒキ」って奴ですね。
「次回、城〇内タヒす、デュ〇ルスタンバイ!」的な。
というわけで、私がライターとして、あるいは個人的な読者として感じたALISの課題点について、少しお話させていただきたいと思います。
ALISは「β版では先着5,000人だけが参加可能」という話だったので、そりゃあ「まったく見たことがない人」というのを見つけるのも難しいでしょう。
ですが、トップに来ているのはだいたい「3人か4人くらいの同じ人」な気がします。
時間帯とかの問題なのでしょうか……?
それ自体が悪いことだとは思いませんが、「ほかの人がどう考えているか」「ほかの人がどんな記事を書いているのか」読んでみたいと思っても、
下にスクロールしていって、という手間を考えると、上位にサジェストされている記事がやはり優先的にクリックされるような気がします。
北海道民的には
「知ってるライターの記事ばトップになるしょ? トップにある記事は、なしたって見ささるしょや。見たら『いいね』も押ささるし、したっけなんも変わらんべや」
と言いたいところですが、通じないよねコレ(悲しい顔)
要は、
「すでに有名になった大手ライター(Alisista)の新着記事がトップに出やすいことによって、読者の目に触れやすくなる。見やすければ『いいね』もされやすくなる。そうしたら、ライター間の格差は拡大していく一方であり、新陳代謝や新規参入などの変化は起こらないのではないか?」
と。
(あ、私の地元はここまで訛っていませんので……多分言っても通じるけど、ここまでの人はあんまりいない……)
ライターとしてのひがみのように思われるかもしれませんが、これは読者にとってもあまり好ましい状況ではありません。
というのも、「新規ライターが評価されない土壌」が醸成されていけば、新規ライターは必然的に参入して来にくくなります。
そうすると、既存ライター流出と新規参入減少で、執筆者総数が減る。
記事執筆者が減れば、読める記事の量、幅が減る。
こうなると、こうしたブログ的なコミュニティーは衰退するほかありません。
……市場はそうなりそうだと判断をしているから価格が下がっているのでは……?
もちろん明日突然1ALIS = 100JPYになっていたりしてもおかしくないのが仮想通貨の世界ですが、
少なくともリリース時に比べて低迷しているのは、そういう部分に対する市場の不安感、とも受け取れます。
……かと言って、じゃあ「大手Alisistaが何をすればいいのさ」と言われると、彼らは彼らでALISを手に入れたいという考えもあるはずですし、「それを自重するべきである」とは到底思いません。
どう改善していくのがいいのかはわかりませんが、運営サイドでも
・先鋭化しているピークのレンジを広くする(超大手Alisistaが少数ではなく、やや大手Alisistaが多数の状態をうまく作る)
・新着以外の何かしらのピックアップ項目を追加して、新しいライターを(確率は低くても)人目に付くように配慮する
などの工夫は必要だと思います。
(この「うまく」「何かしら」とかいうクソみたいなごまかしをした部分が1番難しいのは重々承知です……)
もちろん、新規参入者がそのバランスを崩せるように「ちゃんとした質の記事をしっかりと書く」というのは、大前提として必須になりますよ。
現状「大手Alisista」になっている人は、それによって自分の地位が脅かされたり、
あるいはALIS追加獲得のチャンスが減るので、あまりいい気はしないかもしれません。
ですが、新規ライターが参入し、読者が参入してくれば、ALISのそもそもの価値が向上し、新しい読者を獲得できるチャンスにもなります。
ALISの裾野を広げれば、価値の下支えになる。
バブル的でない、本来ALISが持つべき価値が上昇することになるのです。
そこをプラスととらえて、ALISのさらなる発展を見たほうがいいのではないかと感じます。
ちなみにサムネイル画像の「栄養の桶(リービッヒの最小律)」は、
桶板がそれぞれのライター(あるいはそのライターの書く記事)の質、水がALISの価値をイメージして選びました。
どこかの板の高さがガクンと減れば、ALIS自体の信用も損なわれて価値が落ちます。
あまりに板の枚数が減れば、桶の形をなさなくなって水がすべて流出してしまいます。
そうならないためにも、対策を打っておいたほうがいいと、私はそう思います。
6/15(金)に起こった「連投荒らし」的行為について、実行者本人の口から謝罪的な記事が上がっていたのを読ませていただきました。
私は中身を読んで、非常に感動を覚えました。
向こう1か月分の「いいね」を全部お渡ししたいくらいの気持ちです。
ですが、記事のトップに「これは『いいね』しないでください」とあったので、あえてそのままスルーさせていただきました。
実行者は、私が思っていたよりももっと理知的に、必要悪を演じてくださっていました。
自己顕示欲、あるいはある種の「ウェイ」的なノリで荒らし行為を行ったのではないかと疑った自分を恥じた次第です。
実行者の書いた記事の内容の一部に、私と同じ考えのところがあって、それもちょっと驚きでした。
それは、「全部下書きに戻した、という対応は、措置として適切か」という点です。
詳しくは私の過去記事にも書いているのでそちらをご覧ください。
上記の実行者のリンクは執筆者本人に許可を取っていないため貼れないので、これに関する私のリンクもここには貼りません。それがフェアっていうやつじゃないかと(勝手な男気)
簡単に内容を申しますと、「下書きに戻したってことは、またいつでも連投できちゃうんじゃないの?」ということ。
逆に下書きに戻したことによって、
「もう1度やっちゃってくださいよ!」
「アップされたら下書きに戻すだけやから」
と煽っているようにさえ見えます。
もちろん1発退場というような過激な措置を求めているわけではありませんし、記事自体の著作権などのこともあるでしょうから、一概にどういった対応が適切だとは言えません。
しかし、ショートスパンで見たときには、数日間のライティング停止や、当該記事の削除ということも、運営としては考えておく必要があるのではないでしょうか。
もちろんロングスパンで見れば、1時間に1ユーザーが投稿できる記事数に制限を設けるというような対策で十分、という可能性もあります。
どのような形であれ、早々に対策を打たなければ(あるいは打つと明言しなければ)、いずれ今回の模倣犯が(それも大した考えもないようなタイプの奴が)現れかねないと思います。
……ちょっとあまりにも長くなってしまったので、前後編に分けます……。
「次回、城〇内タヒす、デュ〇ルスタンバイ!」
あずまや
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