まずはこちらをご覧ください。
読むのがめんどくさい方に概要を説明すると、
中国でサルの脳に人間の遺伝子を移植したところ、サルの認知機能が上がったという内容の記事です。倫理的に賛否両論ありますが、これについて妄想をさせてください。
この実験の結果サルが人間と同等まで発達した場合、そのサルの子供も人間と同等の知能を手に入れるでしょう。
子供の学習機能は素晴らしいものがありますから、子供の頃から知能の高いそのサルは当然言葉が喋れるようになります。
ある日そのサルが言うわけです。
「おい、おっさん。ここから出せ」
研究者は驚き、このサルのことを論文にまとめ世界に向け発表します。
最初は半信半疑だった人々も、実際に動画を見たり、対話していくうちに本当だと気づきます。世界は震撼します。そして一部もしくは大部分の人たちから、
「そこまで知能の高い動物をオリに閉じ込めてしまうのは可愛そうだ!」
という声が上がります。
過激な人々がテロを起こし、研究所からサルが救い出されます。
そしてそのサルは自分を作り出した人間たちへの復讐を誓い、森のなかに消えていきます・・・