
久方ぶりにSteamのKenshiを遊んでみた。何とも懐かしいあの感覚は、再度私に面白みという気付きを与えてくれたように思える。なぜか知らないが、このゲームではもともとセーブデータをSteamの専用フォルダの中に入れていた。

しかし、いつの間にかUserのほうに移動することになっていたのである。しかも、自分のデータがそこにあればいいのだが、ない。なぜか、あるはずのほうにすらないのである。そんな意味不明な出だしではあったが、もうそれはあきらめて進めた。しかし、この問題はいつか解決しなければならないと考えている。このゲームでは、チートを使うことが例外的に認められており、ほとんどのプレイヤーはグリッチやMODを使い倒して、さらにはチートを使いまくって楽しんでいる。
KenshiがFPSやその他のTPSと一線を画しているのはどこかといえば、選択肢の多さである。このゲームは何をすればいいのかという概念がなく、その分だけ選択ができる、非常に自由なゲームなのだ。商人として金を稼ぐもいいし、世界を制覇するのもいい。または、奴隷や人種差別などがはびこっている帝国を滅ぼそうとしてもいいし、彼らとうまいことやって生き延びていくのもいい。または、食人生物や、カニバリズムの餌食になるのも自由なのだ。そもそもこのゲームはあまり知られてないのだが、開発が2013年から行われている。確か私はいつの日かこのブログでもこのゲームのことを紹介していた気がする。
英国のクリス氏が考案したこのゲームは現在セカンドシリーズを製作中で、それはいつになるかわからないが、とても楽しみなのは確かだ。個人的に好きなKenshiらしさというのは、まさにテックハンターやスワンプに集うアウトローなどの会合の雰囲気だろう。これはまさにアウトランズの最高峰であり、エモさとはまた違った、えも言えないような感傷を覚えることは間違いない。少なくともこのゲームは難易度が高く、しかし簡単にチートを導入でき、重要なのは世界観であり雰囲気であるという謎のゲームなので、ぜひとも暇さえあれば遊んでみることをお勧めする。
ちなみに、シャークというのはスワンプの中央に存在する集落の名前である。










