原神はこれまでの印象を限りなく破壊し新しいステージへと手を伸ばしつつあります。稲妻という島国を離れた一行はついにスメールに到達。森林と砂漠が舞台の新天地には意外なる発見がありました。それはすでにプレイしていればわかることですが、考察がさらに進んだ事実もまた面白さを倍増させています。
まずもって、新しいキャラクターの実装が確定的になってきました。それはカーヴェであり、レイラであり、アルハイゼンであり、ディシアなどです。現時点でもスメールの草神であるナヒーダやキャンディス、ニィロウ、セノなどが登場しています。これは前回の稲妻で登場したキャラ数よりも多いといえ、スメールから次なるテイワット七国であるフォンテーヌに至るまでかなりのキャラがアンロックされる可能性があります。
この理由はいろいろありますが、一つはスメールが森であり砂漠であるところ、そして稲妻が日本風の島国なところでしょう。いろいろな文化的特徴が配合しているスメールでは、キャラクターのバリエーションも増えます。それはキャラ性という軸だけでなく、外見や所属する団体、文化に左右されるところです。フォンテーヌに行くまでにファトゥスというスネージナヤの一団の暗躍も見ものであり、彼らの中からプレイアブルキャラクターが出てくるのかも注目されています。
スメールのストーリーは、ファトゥスとの関係性をさらに深めるものであり、今後の主人公をめぐるストーリー展開にも避けれは通れない場所だったといえます。中でも、ナヒーダの存在は大きいでしょう。あらゆる知識を知りえる草神とファトゥスの関係性が暗示されるだけでも、今後の展開に自由度がもたらされます。
とはいっても、相変わらず長いのがストーリーです。世界任務と魔神任務の二つがありますが、どちらも驚くほど長く、稲妻の淵下宮を思い起こすかのようなロングストーリーが刻まれていました。また、アランラナをはじめとするヴァナラーナの物語は難しい用語が飛び交う一方で非常に長くパズル要素も満載で、これまでの原神の奥義を見た気がします。なので、ヴァナラーナの最終到達地に達した際の達成感は意外と大きいのではないでしょうか。
次のアップデートはVer3.2ですが、新キャラの実装とイベントなどがさらに盛り込まれるとみています。