*偉大なる我らが親方様とは関係ありません。
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アメリカ人は回転賭博機を好む。種類も多い。日本の例の店のように時に新台入れ替えもする。(いちどきに多くても十台ぐらいだけど)
中国人はそれほどでもない。ベネチアンやギャラクシーなんて確かに世界で一番、二番、広いかもしれないが、置いてある機種は数えるほどだ。
中国人はボーナスゲームで様々なイベントが起こる楽しい台より、単調でもアタリの大きな機種を何年でもひたすら打ち続ける。
俺がマカオ通いを始めた頃からある 多福多財
が最近ようやくお色直しを始めている程度。(基本的に同じだけど時間のかかるお遊びが加わった。最近の機械はプログラムを変えるだけのようだ)
コタイ地区も例の共産党ご清潔運動のあおりでWynn以外はあまり入れ替えがない。
たまに替わっても5¢の機種はもう現れない。すべて10¢か20¢台。
つまり、マカオの大カジノの5¢台で遊ぶのはもう無理だ。(客が少なく、やっても貧乏人だけ、カネを入れないので万一当たっても数百ドルしか出ない場合が多い)
では5¢台好きの貧乏人はどこへ行けばいいか?
当然、貧乏人が集まる零細カジノの5¢台を狙うことになる。
読んで分かるだろうが日本語が怪しい。機械翻訳だろう。
このチェーン店について 日本人による役に立つ日本語情報 はほとんど無い。
わざわざマカオまで行って駅前パチンコ屋みたいなシケた店に通う物好きも居ないから当然か。
俺は何度か行ってる。(回転機械目当てでマカオ通いを始めたぐらいだから)
図は モカMocha の地図。
タイパに2軒。
俺がMochaの常連にならなかったのには理由がある。
1. 狭い。閉塞感が強い。地元のおっさんが多い。煙草臭かった。(今は禁煙だと思う)
雰囲気は大カジノに比べるべくもない。底辺に近い中規模カジノ海立方にさえ劣る。
2. 直行するバスが無い。
もし大カジノのバスを利用したければ ポンテ16 と リスボア の近くの店だ。
先に跳んだ、地元人のブログでは 駿景酒店内のモカ店 を薦めている。
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駿景酒店
ここは経営が変わった。駿龍酒店。(150台有ると書かれているからMocha健在だろう)
この資本は必ずホテルの看板に 龍 を入れる。そしてトレードマークを見てくれ。
俺はこういうのに反応するジジイではない。それなのに思わず笑っちまったのは中国に於ける伝統的な龍のイメージではないからだ。(もっと凶悪だ)
よってもし君がこのホテルの竜(龍じゃないよな)を可愛いと思うなら、俺と同じ、かなり危険な領域のマカオ博奕好きだろう。(それだけ中国の風俗に狎れてしまっている)
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駿龍酒店はギャラクシーからどうにか歩いて行ける距離だ。(ギャラクシーが華々しく開業した頃、このホテル(宿賃が安い)に泊まって、歩いてギャラクシーに通った。痩せたぜ)
競馬場が近い。
この駿龍酒店周辺の道路沿いには飯屋が幾つかあって食うなら麻婆豆腐を薦める。特に有名でもないし、星がいくつというようなスカした話ではないが、日本の中華料理屋では味わえないほど舌のシビれる(この感覚が 麻 らしい)麻婆豆腐が出てくる。
あまりに大カジノの回転機械が出ないので次回はMocha廻りをするつもりだ。