どうもこんばんは。
新米心理カウンセラー・あぶです。
2018年もあと10日を切ってしまいました。冬季五輪もW杯も今年だったというのが信じられないぐらい、あっという間の1年でした。
今回は、この1年に読んだ200冊弱の書籍の中から、個人的に面白かったビジネス書を3冊ご紹介します。
・the four GAFA 四騎士が創り変えた世界
・ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望
・大人の道徳: 西洋近代思想を問い直す
Google、Apple、Facebook、Amazon —— 。
日本でもおなじみの四大企業ですが、各社の頭文字をとって「GAFA」(ガーファ)と呼ばれています。メディアでも多く取り上げられていますし、今年の新語・流行語大賞にもノミネートされていたので、GAFAという言葉を耳にしたことがある方は多いかと思います。
本書では、GAFAがなぜこれほどまでに成長を遂げることができたのか、真の狙いは何かを、ニューヨーク大学スターン経営大学院の教授が詳説しています。
ここではあえて書きませんが、各社の狙いを知ると、戦略の巧さと同時に恐ろしさも感じるので、4社のイメージががらっと変わると思います。
2019年以降も4社の行動には引き続き注目されると思います。また、各社とも仮想通貨に関連した噂(ニュース)をちらほらと目にすることがあるので、今からでも読んでおいて損はないと思います。
本書に興味を持たれた方は、発行元である東洋経済新報社が作っている特設HP(https://book.toyokeizai.net/gafa/)を訪れてみてください。本書とGAFAの特徴がわかりやすくまとめられています。
ピーター・ティールは、革命的決済サービス「ペイパル」を成功させ、フェイスブックを最初期から支えた大物投資家です。また、ドナルド・トランプの政策アドバイザーも務めるなど、その言動が世界的に注目されている人物です。
本書では、いくつもの企業を成功させた、氏の戦略と思考法を明らかにされています。成功者の考え方を知りたい方にとって、楽しく読める書だと思います。
ちなみに、ティールの投資スタイルについては記事で紹介済みです。
(【142】「逆張り」投資家なら、今の暴落をどう捉える?)
おそらく皆さんが小・中学校で「道徳」の授業を受けたことがあるかと思います(NHK教育テレビ「さわやか3組」って見ましたよね!?)
しかし、日本人にとって「道徳」とは何なのか、じっくり考えたことがある方はそう多くないのではないでしょうか?
本書では、西洋の近代思想を基に、人間、社会、国家の論理を解説しています。「ビジネス書」という括りからは少しずれているかとは思いますが、「なぜ学校に通わなければならないのか」「なぜやりたいことをやりたいようにやるのはダメなのか」といった根本を考える上で、参考になる点が多い良書です。
この他にも、今年は「仮想通貨」「心理学」を中心に、面白い書籍と数多く出会うことができました。これらについても後日、紹介する予定です。
ちなみに、web本棚サービスの「ブクログ」では、これまでに私が読んだ書籍・漫画など2000件超を登録しています。もしよければご覧ください。
ではまたー。