どうもこんばんは。
新米心理カウンセラー・あぶです。
久しぶりに、ビットコイン(BTC)はじめ、多くのアルトコインの価格ががくーっと落ちてしまいましたね。
(CoinMarketCapより。2018年11月15日22時現在)
こういう時、資産がマイナスになり落ち込む人もいれば、「買い時だ!」と喜んで買いに走る人もいます。後者のような、相場の下落局面で買い、上昇局面で売るという投資手法を「逆張り」といいます。
今回は、逆張り投資家で、フェイスブックなどのスタートアップに投資して財を成した、ペイパル(オンライン決済サービス)の創業者ピーター・ティールの投資術をご紹介します。ちなみにティールが創業者として、また投資家として成した財の総額は、約4820億ドル(約55兆円)というトンデモナイ額です。
《ティールの投資スタイル》
①徹底的に絞り込め
②守備範囲を固めろ
③長期的視点をもて
④隠されているドアから入れ
⑤バズワード(流行語)を避けろ
⑥自分の足で立て
⑦(長年培ってきた)固い友情
—— 『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』
上記の手法の中で、今一番参考になるのは、「③長期的視点をもて」ではないでしょうか。
ティールは、会社が軌道に乗るまで数年かかるが、もし成功すれば非常に大きな価値を発揮する会社に賭けるそうです。真のイノベーションには時間がかかること、そして真のイノベーションだけが投資の成功をもたらすと知っているからです。そして高い利回りのためにも、二番煎じの製品、模倣品には投資しないといいます。
先日、うめ吉さんが記事にしていましたが、今は儲かる・儲からないばかりが注目されているような印象を受けます。特性上、仕方がないことではありますが、少し技術面に目を向けると、これから金融業界のみならず、世の中がガラリと変わるイノベーションが起こる可能性があるので、その面に賭ける心もちでいる方が面白いのかなと、個人的には思っています。
私の場合、すでに買っている銘柄には非常に期待していますし、今回の下落も過渡期の一環だ捉えています。懐事情はさておき、そうすることで心理的には状況を冷静に考察・分析できると思うからです。
最後に、ウォーレン・バフェットの“右腕”であり、バークシャー・ハザウェイの副会長チャーリー・マンガーの箴言を紹介して本記事を締めましょう。
「手っ取り早く金持ちになりたい」という欲望は非常に危険である。
—— 『マンガーの投資術』
ではまたー。
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