ジェフリー・フェファー (著), 村井章子 (翻訳)
上司から達成不可能な目標を押しつけられ人員も減らされ、あげくに生産性を引き上げ残業せずに売上を死守しろと強要される―「カネと仕事」という2大ストレスを私たちはどう生き抜くべきか?『「権力」を握る人の法則』の著者が放つ警鐘。
1 ブラック職場の特徴。
2 ストレスは健康によくないこと。ストレス要因について 何が一番悪影響を及ぼすのか??
3 企業の経営悪化による人員削減の逆効果
4 パワハラじみた上司からの行為
5 なぜブラック職場をやめられないのか
感想
これは自分の職場がブラック職場かどうか判断できる著書とも言えます。
もし少しでも当てはまっているのならばいいことは決してありません。
健康被害を及ぼし、家族にも心配やストレスをかける可能性もあります。
日本人の昔ながらの忍耐が美徳とされていましたが、そんなものはなんの意味もありません。
死んでしまったらすべておしまいです。
人間一度きりの人生ですから、嫌なものは嫌だと感じ、身体的に影響が出たら我慢せずに身近な人に相談をして対処しましょう。
近年では長時間労働、パワハラによる社員の自殺が問題視されていますね。
私も経験したことがありますが、身体の疲労とともにメンタルが鬱状態となり、一つの道しか考えられなくなります。
会社を辞めて環境を変えれば解決できるものなのにそこが考えれなく悲しい事件となっています。
残念なことにいくら法律が厳しくなってもブラック職場はなくなりません。
なので労働者の私たちの意識を変えてみるしかないのです。
一つのものに依存せず、広い視野で物事をとらえれるようになったら違う未来が見えるかもしれません。
今の職場に不満を感じている方は是非読んでみてください!!!