映画「人魚の眠る家」感想

映画「人魚の眠る家」をアマゾンプライムビデオにて拝見しました。

製作年：2018年11月16日
上映時間：120分
ジャンル：ミステリー
監督：堤幸彦
キャスト:篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、松坂慶子、田中哲司等

ストーリーは夫の浮気により、娘の小学校受験が終わったら離婚すると約束していた播磨和昌（西島秀俊）と薫子（篠原涼子）に突然の悲報が届く。娘がプールで溺れたと。病院で彼等を待っていたのは、“おそらく脳死”と医師から告げられる。

一旦は受け入れ臓器提供をしようとする二人だったが、娘との別れの直前に思いとどまる。

和昌はIT系機器メーカーを経営しており、人工呼吸器を外し人工知能呼吸コントロールシステムを装着する手術を瑞穂（娘）に受けさせ社員（坂口健太郎）の協力で瑞穂の筋肉に電気信号を流し手足が動かせるようになり筋肉量も維持していく。

瑞穂の体調は良くなり、普通の子がただ眠っているような姿のまま成長していくが、脳死したはずの瑞穂が動くことに気持ち悪がる人間もおり、その偏見の目は瑞穂の弟・生人にまで及ぶ。やがて薫子の行動が奇怪になっていくが、家族は薫子を思い今まで違和感を口に出せずにいたが、瑞穂の死を受け入れなければならないと考えるようになる。そして瑞穂の体調も急激に悪化し始める。。。。

そして家族が最後に出した決断とは。。。という内容です

非常に難しい内容でした。

私も子を持つ親ですので随分と考えさせられました。

私は終始号泣してしまいました。子供を思う親の気持ちを考えたら泣けずにはいられませんね。

もし自分の子供がこういった事故で脳死になったときにどういう決断をするのか？

はじめは受け入れられず延命をするが、次第に心身疲れ果て本人も楽にさせてあげたい。と思い臓器提供をするのか？

臓器提供をすればまた誰かの血と肉となり生き続けてくれるのか？

考えても決断はできませんでした。

究極の選択すぎますね。

プールでの事故もいくら気を付けていても起こってしまうことはあります。

運命だと割り切って受け入れるか？たぶんできないと思いますが、いつ何が起こるかわかりませんので精一杯生きているときは子供に、家族に愛情を注ごうと思いましたね。

後悔なんてしたくありませんから。。。

普段こういうことを考える機会がないので子供を持つ親は一度はこの映画を見て考えてほしいと思いました。

評価 星 5（あくまで個人的な評価です）

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