7/17 土曜日 の昼頃衝撃が走りました。
俳優の三浦春馬さんがご自宅のクローゼットで首をつって亡くなっていたと。。。
はじめは信じられず、ニュースを疑った。
ちょうどテレビで「音楽の日」という音楽番組がやっており、森山直太朗さんの生きてることが辛いなら、flumpool 君に届けなど三浦さんに捧げるかのように聴こえてくる。
極めつけは城田優さんの「キセキ」。
唄っている途中彼は泣いていた。え、なんで?と思っていたらそういえば三浦さんと生前親しくしていた友人だったということを思い出しました。
友人の突然の別れ、とても辛いのにちゃんと仕事をこなしているところがプロでしたね。
でも抑えきれず涙するのはしかたない。感情がこもっていてとても素晴らしかったよ。
そのことを思い浮かべるとなんだか私まで泣けてきてしまった。
三浦さんのことを考えていると、ふと過去の作品を思い返してみました。
三浦さんは以前、役を演じた作品の中でファンから「三浦さんの演技を見て心を動かされて行動に移すことができた」と言われていたと。
それに対して、三浦さんは「こういったことを感じてくれて本当にありがたい。役者は究極のサービス業だ」。
私自身、彼が主演を演じた作品、「僕のいた時間」に大きく影響されました。
三浦さんは筋萎縮性側索硬化症(ALS)にかかり、亡くなるまでにいろんな人と出会い成長し奮闘する役でしたが、見事に演じられ、終始涙したことを思い出しました。
作中のセリフで「なんで僕だけがこんな目に、助けてくれよ、助けてくれよ。。。。」
と一人部屋で泣いているシーンは心に突き刺さりましたね。
というのもわたしもドラマが放送時に難病になり闘病していたからです。
その時期の私と病気は違えど、全く同じことを思っていたからこそ役が自分と重なって見えました。
わたしは死ぬ病気ではありませんが耐えがたい苦痛とメンタルが崩壊しつつありましたから、同じような心情で誰かが代弁してくれたから救われたのです。
わたしのようにこんなにこの役者に心を救われる、心を動かされた人は山ほどいたと思います。
彼がこうなってしまったことは非常に残念であり、悔しくもあります。
誰かが彼の心情に気付いてやりケアすることができなかったのか?と常に思いますが、彼の近くにいた人たちは私の何百倍もそう思っているに違いないと思います。
彼のやさしい人柄、明るさはみんなの癒しだったと思いますね。
天国でもみんなの癒しであってください。
本当にありがとうございました。
安らかに眠ってください。ご冥福をお祈り申し上げます。