こんにちは~!!エレクです。今回は議題はフォロワーさんから質問が面白い内容だったのでその内容についてピックアップします~!!
・マイニングにおける微妙な排熱を有効活用する方法はないか? との事です。
おもしろいですよね??確かに昔からCPUの排熱利用についてはいろんな企業が挑戦し実験してきていますが、未だに有効な利用方法は確立されていません。
大規模データセンターなどは別だと思います。
・鶴岡工業高等専門学校:【 CPUの廃熱利用のための基礎実験】 2010年
・富士通研究所:【CPU廃熱を利用した冷却技術を開発】 2011年
・Qarnot Computing「Q.rad」:【CPUで部屋を暖めるヒーター】 2016年
・番外編:排熱を利用してコンピューターからすくすくと草を生やす方法
① 排熱を電力に変換
② 排熱をそのまま利用
ざくっと調べた所こんな感じです・・・
①の排熱を電力に変換は一番いいですが現状は実用化されていないイメージです。
(ベルチェ素子を使用して安価に発電する方法を試行錯誤してる強者もいるようです)
②の排熱をそのまま利用のヒーターは冬だけに限られますがほぼ製品化できているようです。
(熱帯のペット、熱帯魚など飼育している方は排熱を利用するのはいいかもしれませんね。)
私が今一番期待しているのは積水化学工業の「カーボンナノチューブ温度差発電シート」です。
Δt(温度差が50℃)で475μWを発電できる。Δtが高ければ高いほど発電量は大きくなります。たった475μWなのですが発電シートのサイズも(123㎜×68㎜×2㎜t)と小さいので1台に数枚貼れるでしょう。さすがに冷却ファンを回すのは難しいですが・・・
ただコストさえ安ければ今後需要は出てくると思います。コストを除けばタダで発電できるのはいいですよね。本当に価格次第ですね。
2018年度中に製品化を目指しているようです。
まだまだ他にも色んな有効活用があるかもしれません。
皆さんの意見をぜひ教えてほしいです !(^^)!
質問を頂けると私自信も勉強になるので嬉しいです!!
過去記事も見て頂けると嬉しいです!