熊野本宮大社、熊野速玉大社と並んで熊野三山のひとつです。
那智の滝で有名な場所です。
この神社の境内から那智の滝の壮大な姿を見ることができます。
三重塔とのコントラストが非常に美しかったです。
那智大社のすぐ右側に青岸渡寺というお寺があります。
伝説によるとインド(天竺)からやってきた裸形上人が那智の滝の滝壺で発見した観音を本尊として立てられたそうです。その後那智大社、青岸渡寺は神仏習合の修験道場になりました。
明治の廃仏毀釈の影響を逃れて現在でも青岸渡寺として残されているそうです。
那智大社と青岸渡寺が隣り合う非常に珍しい配置です。
境内にあった苔むしたいい感じの木。
この木の内部をくぐると胎内くぐりの効果があり生まれ変わることができるそうです。
苔や自然が豊かな森を通って、滝にさらに近づいていきます。
さらに進むと那智飛瀧神社があります。
ご神体は瀧そのもの。
鳥居の向こう側は瀧そのものです。
この龍の口から出る水を飲むと長寿の効果があるそうです。
広大な滝のそばにいるだけで水しぶきが飛んできて、滝の音で全ての音がかき消されるような荘厳な場所でした。
youtubeに滝の様子をアップしたので、ぜひ音を聞いてみて欲しいです。
那智の滝の御朱印です。
那智の滝は、自然そのものが神様であるということをまざまざと感じさせられるような場所でした。