前回はビルマ(ミャンマー)の旅マンダレー編を紹介しました。
マンダレーやモンユワはユニークな仏像や彫刻が多くて、かなり緩い感じの場所でしたが、今回のバガン編はガチな仏教遺跡です。
ここはビルマ中部の平野部の広大な地域に、様々な仏塔や寺院が点在している宗教都市です。
これらの仏塔群は11~13世紀の間に少しずつ増えていき、最終的には3000を超える仏塔群が作られました。
ほとんどの仏塔は漆喰や赤レンガで作られています。
それぞれの仏塔が要塞のようなかなり多様な形をしています。
11世紀のビルマ王だったアノーヤターが国の宗教を上座部仏教へと統一して、同じく上座部仏教が盛んなカンボジアやタイ、スリランカとも交流があり、多くの僧侶たちの交流もあったそうです。
バガンは国際的に仏教の中心地に発展していったのですが、13世紀にフビライ率いる元によって滅ぼされたそうです。
アーナンダ大寺院。
バガンで最も美しい建築と言われています。
内部には東西南北を向いた巨大なキンキラの仏像がたっています。
この仏像は北の仏像です。
広大な地域に大小様々な仏塔が点在しています。
そしてそれぞれの仏塔の中には色々な形の仏像が安置されています。
この仏像なんだか目が変ですよね。
両目とも黒目が端っこに行っています。
これはミイラ仏?
仏の家族
顔がキンキラの双子の仏像。
壁画も多く残されています。
たくさんの龍に囲まれたブッダ!
そろぞれの仏塔に異なる仏像や壁画があってバラエティに富んでいます。
バガンは一度世界遺産の候補になりましたが認定はされませんでした。
現在のミャンマーは民主政権に変わり再び世界遺産の登録を目指しています。
夕方になるとまた独特の雰囲気になります。
次回はインレー湖地域と幻の遺跡カックーを紹介します。