コインベース株の下落の原因とこれから

どうもゴゴリラです。今回は、コインベースについてです。

2021年4月14日にコインベースはナスダックに上場しました。

IPOでは、すぐに数十%の急騰をすることがありますが、今回は下落しました。

（381ドルの初値をつけた後、一時、430ドル付近まで上昇し、328ドルで初日の取引を終えた。)

コインベースは、従来のIPOでは、ダイレクトリスティング(ナスダックへの直接上場)を選択しています。

このダイレクトリスティングには、通常のIPOと違う３つの特徴があります。

1つ目は、証券会社を雇っていないので手数料(7%)をとられない

2つ目は、上場後にロックアップ期間がない

(通常のIPOは、大株主は一定期間ロックアップ期間があって株を売却できない)

3つ目、既存の株式だけで上場させることが出来る

(新規の株の発行を行わずに済むので既存の株主が保有する株の価値の希薄化を防ぐことが出来る)

ただし、ダイレクトリスティングは、株式の流動性が低くなりがちなので、通常のIPOより上場直後に株の暴落が起こりやすいです。

これからコインベースの株を買うべきか？

現状、コインベースの決算は好調です。

しかし、これからのビットコイン等の価格に業績が左右されるでしょう。

それだけでなく、これからビットコインETFが承認されれば、仮想通貨取引所を使わなくなり、証券会社でビットコインETFを買うことが予想されます。

そのため、ビットコインETFが承認されれば、ビットコイン価格は上がるが、コインベースの株は下落することが予想されます。

ビットコイン価格とビットコインETFの承認がどれだけ進んでいるかの情報を集めて判断することが重要だと考えられます。

今回は以上です。