

3Dプリントにおいてスクレーパーは主にプラットフォームから出力物を剥がすために使う。
何種類か使った中でお気に入りも善し悪しも有ったので纏める。


柄も薄く、プラットフォームに沿わせやすい。
先端も良い感じに鋭い。
100均だと安い。似たものがホームセンターにもあるが2倍以上する。
20mm幅が自分の印刷物に丁度いい。サイズ違いも存在する。
プラなのでプラットフォームを傷付けない。
悪い所:刃先が傷みやすい
傷みやすさはべた印刷とか明らか負ける場合を避ければ長持ちする。
そもそも安いのでやっちまってもダメージ少ない。

刃先が分厚いので何に使うか分からない。

最初はこれで良いじゃんって思っていたが辞めた。
理由は2つ。
幅が広すぎる。印刷物が小粒なので都合が良くない。
刃先がすこし弓なりに反っている。
この反り方はプラットフォーム絶対傷付けるマンなので止めた。
プラットフォームの傷は、食いつきが良くなる。
このことは正しい傷であれば正しい。
サンブラ処理も傷である。
食いつきが良く、剥がすのもそんなに苦労しない。
フィルムに接触しても穴をあけない。正しい傷。
間違った傷は、深すぎて食いつきは良いが剥がすのに破壊が伴うとか、バリがあってフィルムに穴をあけてしまうとか。
あとサンブラ処理が一面にされているので、そこに傷となると、せっかくの処理をつぶすような感じになる。寧ろ平滑にしてしまう。

小幅が欲しくて買ってみた。幅が狭いほど刃先の反りの心配も無いし。
角はやすって丸くした。
別に悪くはないが、1位の傷つけない安心感が勝るので出番は少ない。
テーパー無しのベタ印刷の時だけ。初手浮かしだけ使う。

ネットで評判だったので買った。
確かに薄く鋭く優秀そうだが、自分にはしっくりこなかった。
プラットフォームから剥がす行為は、剃刀のように削ぐわけでは無く、浮かす。
石切りで楔を打ち込んで割るイメージなので刃を横に持つのはなんかしっくりこなかった。
ただ、ラフトに入れた際、うきあげが小さいので、サポート折れを最小限に抑えて剥がしたい場合はめちゃくちゃ優秀だと思う。
究極に神経使うなら先にサポート分離してからラフト剥がした方が良いけど。
自分は多少サポート折れようが、グッ、ポロが理想なので使わなくなった。
FDM方式で使うと評価が変わるのかもしれない。
横持ち。柄が大きい。金属。好んで使う理由が無かった。
もう金属に金属を添わすことが嫌になっているので1位が変わる事は無い気がする。












