春から新社会人になる方はどこでスーツを買おうかいろいろ下調べしているころかと思います。既製品でもかっこよいものがたくさんあるのですが、この際ですからオーダーで作ることを私は強くお勧めします。
スーツは働く男の戦闘服。同じ買うなら着るだけでできる男に見えるスーツを買った方が断然これからの印象も変わってくるでしょう。1,2着ベストな自分に見えるスーツを持っていたら勝負のその日に自分に自信がつくこと間違いなし。
そこで今日はできる男を印象付ける正しいスーツの正しい着方についてお話していきます。
スーツ姿は肩幅で印象が決まる!それぐらい重要なポイントです。必ずあなたの肩のトップの位置とスーツの肩山が合っているジャケットを選びましょう。そうすることで背中に変なしわが寄ったりしにくくなります。着用したときに肩先を指先でちょっとつまめるぐらいの余裕があるのがベスト幅です。
ジャケットのボタンをしめた時、スーツ前面にしわがよらない程度であるものがベスト。小さすぎるとボタンを留めた時にパツパツでしわが寄ってしまうし、大きすぎるととてもだらしない印象になります。
ちなみにシングルスーツの2つボタンの場合、留めるのは一番上のボタンだけ。全て留める必要はありませんので覚えておいてくださいね。
正しいジャケットの袖の長さはワイシャツが1cmほど見える長さです。ワイシャツの方が若干長いことで袖口の摩耗も避けられますし、なによりちょうど作業をしやすい長さです。長すぎると「スーツに着られてる感」が強くなりますし、短すぎるとバランスが悪く印象が良くありません。
街ゆくビジネスマンをみていると、オジサン感の強い人ほどパンツ丈が長すぎる。それほど歳はいっていないのに、オジサンっぽくみられる人もだいたいスーツの丈が合っていません。はいた時に足の甲につくかつかないかぐらいを目安にすると良いですよ。
年をとるにつれウェスト周りが大きくなることがありますが、ここからがオジサンとダンディの分かれ目。既製品だとウエストでパンツを選ぶので、ウエスト以外のパンツの幅やヒップ周りがブカブカになるのです。こうなるともうオジサンまっしぐら。
かたやオーダーでウェスト周りもパンツ幅も丈もちゃんと自分サイズになっているスーツを着ていると清潔な印象になりますし、そこまでオジサン感はでません。ちょっとしたことなんですけど、それが印象に与える力は大きいのです。
百聞は一見にしかず。1度ご自分の体のサイズに合ったスーツを着てみてください。あなた自身がピシっとしたあなたを見て、まるで自分が変わったように思えるはずです。それがやがて自信につながります。
何も超高級テーラーで仕立てる必要はありません。ネットで検索するとたくさんお手軽価格のオーダースーツが見つかります。ユニクロだって確か始めてたはず。
あなたがより良く見えるスーツでこの春、スタートしましょう!