起業という選択肢を選んだことによって、
「自分はどんな人なのか。」
「将来どうなりたいのか。」
といった問いに多くぶつかっていくようになりました。
2019年10月29日に、運に恵まれ、共同創業する友達に出会うことができました。
そこから、すぐに事業を立ち上げようとしていましたが、
2020年2月ぐらいまでなかなか進むことができませんでした。
まだ本腰を入れていなかったということもありますが、
おそらく一番影響しているのは、自分への理解が浅く、将来像が描けていなかったからだと感じています。
そこから、友人と話し合いに話し合いを重ね、
現時点での答えを出すことができました。
一言でいえば、
「優しくあるために強くある」
ということです。
人生のビジョンとはまずなんでしょうか。
私は、この人生を費やして実現させたい自身の姿や世界であると思います。
では、どんな自分になりたいのか。
それを考えるのには、いい言葉があります。
アリストテレス
『幸福は人生の意味および目標、人間存在の究極の目的であり狙いである。』
なぜ人間は生き、行動するのか。
すべての欲望や行動は、直接的/間接的に関わらず、幸福が目的になっていると思います。
現代で最も多くの人が感じている「お金が欲しい」という欲望も、
お金でなんらかの商品やサービスを購入したい、
周囲の人よりもお金を稼いで優越感を得たい、
お金で将来の生活を安定させたい、
などのたどるルートは違うにしろ、幸福が目的になっています。
(なぜお金という交換価値が人々の幸せに大きく影響し、現代のように格差が生まれているのに関しては、今度書きたいと思っています。)
つまり、自分がどのようにしたら幸せになるのかを考えれば、
人生のビジョンが描けると思います。
ここで、私たちの幸せは「人を幸せにすること」に強く関係していることに気づきました。
自分が幸せだったときのことを思い出したときに、登場人物が自分1人だったことは少なく、何らかの形で協力や貢献を行って、何かを成し遂げていました。
(ここには、日本人の感情モデルに関連しているところもあるので、そのことについてはまた書きます。)
「優しくあるために、強くある」
優しくとは、
・利他精神で動ける
・人を信じることができる(性善説)
強くとは、
・人を幸せにする影響力を持つ
・自分自身がお金、時間、健康面で幸せである
という定義にしています。
「優しくあるために強くある」
これが実現すれば、人を幸せにすることができ、自分も幸せになれると思っています。
まだ現時点での答えであり、時がたてば答えが変わってくる可能性も多々あります。
しかし、現時点ではこれが答えであると感じているため、このような人間になるために、日々の時間を費やしていきたいと考えています。