最近友だちの家にずっといるため、
あまり実家に帰らなくなった。
僕は起業することと休学する可能性が高いことを両親に伝えた。
すると父から、
「自分の人生だから自由にしていいけど、
若いうちに嫌いな人とこそ付き合ってみな。」
と言われた。
両親は、小さい頃から自由に何でもさせてくれた。
その教育には、とても感謝していて、そのおかげで今の自分があると思っている。
でもあまりにも自由にしすぎて、
両親に不安をかけることも多々あった。
今回の休学はその最たる例でもある。
両親の立場としては、
子供には安定した道に向かってほしいと思うのが当たり前だし、
それが正しいと思う。
しかし、起業し休学することを認めてくれている。
そんな中で言われた言葉だった。
どういう意味なんだろうと考えた結果、
1つの答えが生まれた。
「歳を取ると頑固にどうしてもなってしまう。
若いうちにしか、自分の嫌いなモノやヒトと付き合えない。
自分が嫌いだと思っているモノやヒトは、
世界を広げてくれる。」
ということだ。
例えば、僕はししゃもとかの小魚、トロロ、他の多くの野菜が嫌いだった。
でもいま食べてみると、とても美味しく、食生活を豊かにしてくれている嫌いな食べ物も多くある。
これは食べ物に限らず、
ほとんどのモノやヒトにだって当てはまるのではないか。
嫌いだと思って試してみもせず、
自分の世界を狭めてしまっていないか。
両親というのは、
誰にとっても、
1番多くの時間を使って気にかけてくれ、
最も自分に詳しい人たちだろう。
そんな人たちがくれた言葉だ。
自分の変えるべきところを捉えているし、
必ず役に立つ言葉だろう。
これからは、
嫌いだとすぐに決めつけず、
嫌いだろうなと思っている食べ物を食べ、
合わないだろうなと思っている人とも付き合ってみる。
そして、自分の世界を広げていこう。