こんにちはhikarumです。
海外ミステリー、海外SF、サイエンス系、人文系の本を基本読みます。
本紹介です。
今回は、日本経済です。
という本です。
https://tkj.jp/book/?cd=TD022202
ただ、経済関係のリテラシーがある人には、常識的な内容かもしれません。
章によっては、具体的な数字や海外の例も出てるので、参考になる部分もあります。
他の先進国(そもそも日本がまだ先進国なのかということは疑問ありますが…)
では、労働者の給与所得は伸びていますが、
日本はそうではない
(加えていうと、近い将来も伸びることはない…)
です。
原因は
(これは大体崩壊してるようではありますが、求人表見るとき、昇給の欄見ますよね…海外では「ジョブ型」(成果報酬)が基本です)
が時代に合ってない
など。
私が持っている元々の考えと
この本の解釈としては
最低賃金上げる
正社員と非正規の違いをなくす
→全員非正規にする(勿論、年功序列、終身雇用にとどめさす)
解雇規制なくす
(解雇しやすくして雇用の流動性高める)
富裕層や会社から税金とって、失業者の職業訓練に回し、転職しやすくする、など、セーフティネットをより整える
転職しやすくして、現状、必要悪みたいなブラック企業や生産性低い企業に人が集まらないようにして潰す
機能してない企業ごとの労働組合を潰して、
産業ごとの労働組合を作って、機能させる
などでしょうか…
ただ、残念ながら、日本にはそんなことを行える体力はもうないでしょうし、既得権益が足かせになって、先進国ではなくなるとは思います。
時代変わったら大丈夫
とかいう、楽観論はもうないですね。
今の既得権益を、ちゃっかり、若い世代が引き継いで、おじいちゃんおばあちゃんになるだけでしょうし(引き継げる権益があるだけまだましでしょう)
かなり、悲観的ですが、
現状見るとき仕方ないですね。