【書評】いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン

私は今年からビットコイン投資を始めたのですが

ビットコイン投資を始める前に

まずはビットコインについて知ろうと思い

本を読んでみることにしました。

（本を読む前はビットコインについて何も知らなかったです）

その中でも

とても分かりやすくて、勉強になった本

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン

についてご紹介します。

10万部突破のベストセラー！

仮想通貨についてだけでなく

・そもそも貨幣とは？

・貨幣の歴史

・現在の経済の問題点

についても説明してくれている本です。

初心者にも分かりやすく解説も丁寧で

10万部突破のベストセラーなのも、うなずけます

貨幣は「信用」で成り立っている

円やドルに価値があるのは

みんなが価値があると信じているから。

信用こそがマネーの本質で、

ビットコインの場合は

・「誰も偽造・改変できない」

・「特定の国や人の支配を受けない」

・「有限である」 

ことが信用を担保しています

日本や米国が崩壊しない限り、 

「円」や「ドル」は暴落しないだろう

というのも「信用」なら、

ある特定の国が恣意的にコントロールできないから

信用できるというのも「信用」です。 

 

どちらを信じるかはあなた次第。 

その意味で信仰に近いものがあります。

ビットコインの「信用」

世間に出回るお金の量を

意図的に増やして景気を刺激したり、

意図的に絞って

過熱気味の景気を抑えたりする金融政策は、

各国で日常的に行われていますが、

ビットコインには中央銀行がないので、

流通量をコントロールするという発想がありません。

 

そのため、どこか特定の国の思惑に

左右されることなく、

安定的に流通量が増えていきます。 

ビットコインのよいところは、民主的であること。

ルールがオープンに共有されていることも、

みんなが「信用」している理由の一つです。

ルールをオープンに共有して

民主的に運用するという仕組みは

インターネットととても相性がよいのです

ビットコインの相場はなぜ激しく上下するの？

ビットコインの相場は、

外為相場と同じようにプレイヤーの「読み」

によって決まっていくので、

みんなが「倍」になるはずだと思えば、

価格は上がり続けます。

２０１６年の夏のあいだはまさにバブルで、

一時期「１ＢＴＣ＝８万円」まで急騰しました。

 

２０１６年夏の最大の変動要因は

「半減期」だったといえるでしょう。

４年に１回必ず起きると

あらかじめわかっているので、

それに向けて買い込んでいた人が多かったのです

時代にあわせて最新版が発売！

12月23日に最新版が発売されるそうです！

今から読むなら最新版がよさそうですね。

アルトコインや、スマートコントラクトによって

一大勢力に育ったイーサリアム、 

この５年間に新しく登場してきた

「ステーブルコイン」「リブラ（ディエムと改称）」

「DeFi（分散型金融）」

「ICO」「IEO」「NFT（非代替性トークン）」

も解説した１冊になっているそうです。

様々な角度からビットコインを解説してくれるので

初心者の方はもちろん、改めて

ビットコインや貨幣について学びたい

という方にもおすすめの本です。