はじめまして。融合系女子の橘いろはです🎈
私は現在大学生です。
ずっと行きたかった学部に通い、自分の感じるままに学校生活を過ごしています。
学校で学ぶのがとても楽しくて新鮮な毎日です。
でも、学ぶのが楽しいと感じるようになったのは大学に入学してからでした。
小学校から高校までは、決められたカリキュラムに沿って何の疑問も抱かずにただ授業を受けていました。もちろん自分の好きな科目や楽しい授業もあれば、とてつもなく眠い教科書を朗読するだけの授業もありました。
その中で、知識を身につけることの楽しさに気がつき「勉強」へのモチベーションを保っていましたが、普通に授業を聞いていればテストでそこそこの点数をとれる世界でした。普通に学校へ行き、普通に授業を受け、普通に帰って寝る生活を繰り返していました。
そんな生活を送っていたので、高校生活で成し遂げたことは?と聞かれても私はこれをやりました、と答えることができません。
平凡な生活を送っていた私は、大学に入学してすぐの頃、過去の自分を振り返ってエントリーシートを試しに書いてみようという講座で愕然としました。
書けるネタがとにかく無いのです。部活にも入らず、特に問題も起こさない影の薄い生徒だった(と思う…)ので、私はこんな人間だと表現できるようなエピソードが何もありませんでした。
そんな私は大学に入学して最初に、ここから先の人生は自主性が大切だと学びました。
自分の興味を追求し、自分のなりたい自分になるために未来を創造する。
そして私はやっと気がつきました。
私には自主性がなかったのだと。
常に受け身でレールの上を順調に歩いてきた自分は、外の世界に興味がなかったのかもしれないと。
その日を境に、私は考え方が変わりました。
とりあえず行動しよう。まず興味を持つことから始めよう。私は何になりたいの?
自問自答してもなかなか答えは出ないものです。ならば行動あるのみです。
私が通う学部はクリエイティブなことを学べるので、楽しそうだなと感じたらやってみることにしました。元々広告業界に興味があったので何かしら繋がるかもしれないと思い、チラシやCMの制作、ウェブデザイン、マーケティングなど面白そうな分野に片っ端から手をつけました。
その中で苦手だな、つまらないなと思うものを除き自分がやっていて楽しいものを今学んでいます。興味のある分野に少しずつ具体性が出てきました。
そんな今の私の課題は「強み」を作ることです。
好きなこと、興味のある分野は広くあり、少し手をつけたら新たなものに手を出すクセがついてしまったので、目標を絞っていくこの時期にもう一度過去と今と未来の自分を見つめ直そうと思います。
長々と自分語りをしてしまいましたが、私は学校生活において自分の人生は自分で切り開く、自主性を持つことの大切さに大学生になってから気がつきました。
もっと若い時から外の世界に飛び込み積極的に活動している人はたくさんいます。
正直とても羨ましいです。私にも活動できる時間はたくさんあったのに…と後悔しても遅いので、何かしら掛け持ちしつつ忙しい日々を過ごせている今にとても充実感を感じています。
自主性について考えるきっかけも、自分で見つけるものだと思います。そのきっかけを、学校生活の中で見つけられるタイミングがもっとあれば、さらに言えば大学に入るまでにそのタイミングに出会うことができれば、より具体的に自分の生き方を想像できるのではないでしょうか。