たまにスポーツ科学系とかトレーナー系の学科にいる学生と話す機会があるのですが、彼らは熱い目標を持ってるんです。
「日本代表の帯同トレーナーになりたいんです!」
「プロ野球球団の女性初のコンディショニングコーチになりたいんです!」
「高校に雇われて学生のトレーナーしたいんです!」
壮大で熱い夢を持った学生でいっぱいです。
でもね、そういった熱い学生も2-3年したらトレーナー業やめて他の仕事してる人がほとんどなんです。もしくは目標を諦めてこじんまりと街のフィットネスセンターで働いている。
みんな続けない。あんなに大きな目標持ってたのに。
「このまま続けてもプロ選手のトレーナーになんかなれない」って思ったんでしょうか?現場の低賃金に嫌気がさしたんでしょうか?(この業界、労働に見合った報酬をもらえてる人は少ないです)
いやいや、続けろよ!と思います。そんな2-3年でプロのチームから声がかかるとでも?オリンピックやW杯に帯同できるとでも?
考えてみてください。スポーツのプロなんて、その道の天才たちがひしめく世界です。そんな天才たちが小さい頃から努力して勝ち取ったポジションなのに、彼ら(彼女ら)をケアするトレーナーが2-3年でそのレベルに到達できるとでも?
スポーツの世界でも、トレーナーの世界でも、ビジネスの世界でも続けた人が最後に勝つんです。努力と継続っていう、すごく地味な作業ですけどね。
あ、ちなみに正しい方向に努力することが大事ですよ?100mの選手になりたいのに、水泳の練習してもしょうがないでしょう?当たり前のことですが、ガムシャラすぎて努力の方向を間違えてる人もいます。まぁこのへんのことはまた別に書こうと思います。
特にビジネスやトレーナーの世界なんて、プロのスポーツ選手みたいに体が衰えたからと行って引退する分野じゃないんだから、経験を積めば積むほど若い人より優位に立てるじゃないですか?
だから若いうちに勉強、練習、経験、努力を継続するのが大事だと思うんですよね。
でもみんな地味な作業嫌いですよね。一発派手な「これをするだけで年収1億円!!」みたいなの好きじゃないですか?
だけど地味な作業の継続が大きな成果を生むんですよね。
だから僕は地味な作業を継続します笑
5年後みとけよー!海外セレブ相手に仕事してバリバリ稼いでるから!