学生の時、徹夜してやっていたドラクエ。北の小さな町にはどうしても行くことができず、ストーリーを進めていくと空から行くんだと分かる。僕の中では「最北の」という言葉は灰色の岩に囲まれたそれを思い出させる。
数年前にアラスカに行く機会があった。そこで訪れたのが北極圏に近い街 Barrow。正にアラスカの最北端にあり冬は飛行機でしか行けない極寒の地だ。そこには「Top of the World Hotel」という名のホテルがあり一泊だけだが宿泊した。米国最北端に位置するホテルということだが、ロビーにはエスキモーの文化を伝える絵や展示品があり小さな博物館のようで、部屋の窓からは北極海に浮かぶ流氷を眺めることができる。
それから数年経って再びアラスカを訪れた。アラスカにはアラスカンアンバーというビールがある。琥珀色の味わいのあるビールで毎晩のように飲んでいた。
滞在していたFairbanksにはいくつかブリューアリーがあり夕方の4時くらいになると人が集まりだし皆大きなジョッキで飲み始める。
中でもShilver Gulch はこれまた合衆国最北端の醸造所で、Fairbanksからは離れているが、量り売りもしているのでビール好きにはたまらない場所だ。
コロナ禍で、なかなか海外旅行という訳にはいかないが、アラスカには是非また行きたい。あ、Coronaビールも好きです。